2013.08.24
  

 テハ蜜と蜜蝋ハンドクリーム。
 
   先日収穫したテハマナの日本蜜蜂のハチミツ。
   蜜をおすそ分けしてくれた群も、逃げることなく巣に残ってくれているようで西本も一安心。
   収穫した蜜は先日からしばらくタンクの中で寝かせて、花粉などの不純物を浮かせておりました。
   今日はいよいよ瓶詰め作業。『どのくらいできるかなー!?』と、ワクワク。
   結果、180gの瓶、90本分ほど。とっても優秀。
   残った巣を溶かして、不純物を取り除いて作った蜜蝋。自然の色、とってもキレイな黄色でしょ。    
  

   テハマナでは、その蜜蝋をバッグを縫う麻紐の強化とすべりを良くするために使用したり、
   ハンドクリームやリップクリームにして使用します。今日はハンドクリーム作り。
   口に入っても大丈夫なものしか使用せず保存料など一切いれませんのでワンシーズン使いきりサイズ。
   ハチミツと蜜蝋のもつ強い自然治癒力で、手荒れ等にはとても良く効き、贈り物にもとても喜ばれます。
   このテハ蜜と蜜蝋ハンドクリーム、9月にあるAMAギャラリーさんでの個展『テハマナのカバン展とちょこっとハチミツ』
   限定品として少しだけお持ちしますので気になる方は是非お試しください。    
2013.08.11
  

 テハ蜜。
 
   朝早くから西本の姿は見えず、工房には機械が設置されています。
   『 これは・・・(嬉)!!! 』 美味しいものの予感・・・。
   早朝から、テハマナで飼っている日本蜜蜂の蜜、通称”テハ蜜”の収穫がはじまったようです。
   本日採取するのは今年4月にご入居したばかりの最強群と、2年ご入居いただいている虎の子群。
   4月に入った最強群は4ヶ月ほどで60pほど立派に巣を伸ばしています。
   
  

   写真左が1年物の巣蜜で、写真中が2年物の巣蜜。
   1年物は黄金色でフルーティー、2年物は琥珀色で香ばしく紅茶のような香り。
   1枚ずつ巣板を丁寧に取り外して持ってみても、びっくりするほど重い!!
   ずいぶん蜜が溜まっているようす。
   糖度計で計ると、77.8〜80.0くらい。ちょうど良い感じ。
   
  

   スタッフのMちゃん、タンクに入れた巣を蜂蜜が出やすいように切り刻んでくれています。初めての作業、楽しそうです。
   さぁ、待ちに待った蜂蜜が出てきました。黄金色のキレイな蜜。美味しそーう!!!
   収穫後は、パンにクリームチーズと蜂蜜をのせて、試食会。
   酸素にほとんど触れていないとれたての蜂蜜は最高の味!この日は30キロほど収穫。
   しばらくタンクの中で寝かせて、不純物を浮かせた後に、瓶詰めします。
   この蜂蜜、9月にあるAMAギャラリーさんでの個展『テハマナのカバン展とちょこっとハチミツ』
   限定品として少しだけお持ちしまーす。    

2013.8.05


 TEHA桃!!

   テハ桃、今年も収穫が終了しました。
   7月中旬から8月上旬にかけて、テハマナの桃、通称”テハ桃”の収穫は行われます。
   毎朝6時半から桃仕事の準備をはじめ、10時からはテハマナの本業。この1ヶ月間、西本は夕方頃にはヘロヘロです(笑)。
   そんなテハ桃の収穫も、無事に終了。今年も自分たちで作った桃を、日頃の感謝の気持ちを込めてお届けでき、大満足。
   来年は3年前に植えた約20本の桃の苗木も収穫ができそう。嬉しいけれど、忙しくなるなぁ(汗)!!
   日本ミツバチのお世話に、桃の収穫・・・テハマナは休む暇なしです(笑)。

2013.6.26


 また逃げられた!!

   2週連続、ミツバチに逃げられてしまいましたー(笑)。
   今回も、西本の虎の子、巨大群でした。
   前回の逃居と違うのは今回は、巣の中に”スムシ”と言われるミツバチの天敵、蛾の幼虫が蔓延して巣を荒らしてしまい、
   嫌がったミツバチが、別の住処を求めて出て行ったというところ。
   
   なので、残った蜜もスムシだらけで前回のように家賃として頂くわけにはいきません。

   


   それでも琥珀色の2年蜜。
   もったいないので、他の群のミツバチの巣箱の前にタラリとたらしてあげると・・・ ( 上写真 )
   みんな赤い舌を出して、チュウチュウ飲んでますねー!!
   ご馳走ご馳走〜!!
   
   西本は、指に蜜をつけて手のり蜂を楽しんでいます(笑)。
   日本蜜蜂は食事中はとっても穏やかなので、よっぽどの事が無い限り攻撃してくる事はありません。
   とっても可愛いでしょ。

2013.06.22


 in TAIWAN。
 
   少し前の話。この春、西本は台湾へ。旅のお供はMAUNAのリュック。
   永く愛用しているのでキャンバスも柔らかくなり、革もいい味が出てきています。

     


   台湾と言えば小籠包にふわふわのカキ氷、豆漿に質の良いお茶。
   美味しいものがいーっぱい!!!
   
   しかし、今回の旅の目的は台北にある取引先様”whiple house”さんを訪問すること。
   早速、お店へ。

     


   すっきりとした店内にはオーナーこだわりの作家ものの器や日用品が。
   日本の作家ものもたくさんあります。

   オーナーは、台湾で活躍する俳優さんのお父様。
   昨年、テハマナの工房にご連絡頂きお取引が始まりました。
   この春、”whiple house”さんを訪れた時にはテハマナの商品はすべて完売していましたが、もうまもなく、新たに台湾へ出荷いたします。
   台湾旅行の際、また、台湾にお住まいの方、是非覗いてみてください。


   テハマナの商品は、すべて日本で生産しています。
   日本のもの作りのすばらしさを皆様にお伝えしたいと言う気持ちと共に日本の職人の技術を残していきたいという思いのもと、
   工房を立ち上げた10年前からこだわり続けていることです。
   そんな、思いが海外の皆様にもお届けできるのはとてもありがたく嬉しい事です。
   この秋、ニューヨークにもテハマナが並びます。その話は、また次回。。。
   
   whiple house 
      台北市大安區復興南路一段219巷11號一樓
      886-02-2775-1627

   ”whiplehouse”の皆様、西本が大変お世話になり、ありがとうございました!!

2013.06.20

 

 登竜門。
 
   テハマナでは、入社してしばらくすると自分で自分のエプロンとスリッパを作ります。
   ひたすらポンチで穴を開けたりひたすらボンドを張り込んだりしている新人職人の毎日。

   仕事前や後の自分の時間を使って生地を選んだりデザインを考えたり。
   自分のものを作るとなるととっても楽しそう。

  


   エプロンはミシンを使う練習革紐を直線に切る練習になります。
   スリッパは型紙を作る練習。革を立体的に組み立てる練習。急カーブや直線など革を切る練習。
   仕上げに革を包丁で切り落としたりカンナをかけたり磨いたり。
   一通りの工程が入っており新人さんの登竜門にはもってこいなのです。
   新人Mちゃんも、西本に『 自分のものをキレイに仕上げられへん奴は人のものなど到底でけへんぞー!! 』
   と、ダメ出しされながら一生懸命仕上げました。
   初めて押した刻印は二度押しして『 テテテ、、、 』となってしまったり(笑)、まだまだコバ処理が甘かったり。

  


   それでも一生懸命仕上げた作品にはとても愛着がある様子。
   早速、気に入って履いています。
   作る事の楽しさと奥深さを学んで、また、日々の仕事に活かしてくれたら、、と温かくMちゃんの成長を見守るテハマナ一同です。
   頑張ろうねー!!

2013.06.19

   

 ミツバチの家賃。

   『 何でやろー!!何でやろー!! 』
   朝からブツブツと言いながら西本が巣箱を持ち帰ってきました(笑)。
   
   聞くと、この4月にご入居したばかりのお気に入りのミツバチの群に逃げられてしまった様子(笑)。
   暑さのため、涼しい場所を探しての逃居と思われます。
   空き家になった巣箱を覗くととってもキレイな巣!!

   


   大抵、蜜を採るのは2年目の巣箱から。
   1年目、ましてや2ヶ月そこそこの巣を見る事はめったにありません。

   違いはこの色。淡い黄色は、まだ巣が分厚くなっていない証拠。
   巣の壁一枚一枚がミルフィーユのように薄くてとーってもキレイ!!
   巣の中にある濃い黄色の塊。これは花粉の塊。
   ミツバチの赤ちゃんはこれだけを食べて成長するほど栄養価の高い食べ物で、パーフェクトフードと呼ばれます。
   丁寧に取り出すと、こんなに沢山!!
   味は、少し酸味のある、ラムネのような爽やかな味。
   これだけではちょっと食べにくいのでアイスクリームにかけたりして楽しみます。

  


   通常、お引越しの際にはすべての蜜をおなかに含んで持ち去ってしまうミツバチたち。
   今回は大群だったので蜜を沢山蓄えており持ちきれずに残していった蜜があるようです。
   絞ってみると1瓶分。3ヶ月分の家賃といったところ(笑)。

   まだ水分を含んでおり、シロップのようなサラサラの蜜。
   4、5、6月の蜜と考えると梅、桃、梨、桜、ツツジの蜜。
   いつも絞る濃厚な2年蜜とはまた違うサラッとして爽やかなとってもフルーティーな味。

   蜜蓋のついた巣蜜は、カットしておすそ分け。『 巣ごと食べるのは初めて!! 』と、とっても喜んでもらえます。

 


   巣箱に残った蜜は庭に置いていると他の群のミツバチたちがキレイに掃除してくれます。
   赤く長い舌をのばして美味しそうにチュウチュウ吸っている姿カワイイものです。
   あ、君たちは逃げないでね。        

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