2012.04.18

テハマナの風景
日本みつばち
自転車



  ご一行様ご到着!!

   2012年 春。”分蜂” ( 巣別れ )始まりましたぁ〜!!今年は、梅も桜も、2週間近く開花が遅れた。
   この調子では、蜜蜂の分蜂も遅れるのかな?と思い、
   いつもやっているキンリョウヘン ( 以下”キン様” (笑) )の開花調整をせず、自然に任せた。

   今週になり、やっと開花した”キン様”。まだ設置には早いかな?と、思いながら待ち箱に設置し様子を見る。
   2日間、動きが無かったのだが、今朝巣箱を見ると、2匹の偵察蜂が!!

   

   正午になると、写真上の様に数十匹の偵察蜂がうろうろ!!
   キン様にくっついたり・・・巣箱に入ったり・・・新居のチェックに大忙し。
   どうやら気に入ってくれたらしく、午後2時、ご覧の通り日本蜜蜂ご一行様ご入居です!!あ〜!嬉しいっ!!!

2013.06.22

  

▼ 週末散歩。

   工房のまわりの梅の花がやっと満開。 去年より2週間ほど遅れた開花。
   風は冷たいけれど日差しに春を感じる週末、今日はTeha'amana山の掃除。

2012.03.26

   

▼ 週末散歩。

   工房のまわりの梅の花がやっと満開。 去年より2週間ほど遅れた開花。
   風は冷たいけれど日差しに春を感じる週末、今日はTeha'amana山の掃除。

   

   掃除のご褒美はコレ。新たけのこ〜!!
   まだまだ小さいものばかりだけれど、土の中に埋まっているこの季節柔らかで、とうもろこしのような甘〜い香り。
   何もつけず刺身でいただくとたまらなく美味しいのだ。

   

   一段落し、山里を散歩すると土手にはたくさんのつくしに、よもぎ。
   甘辛く炒めたつくしは、ほろ苦くて春の味。早速、よもぎ餅をつくとつきたてのお餅からはフワ〜ッとよもぎの香り。
   餡子を入れて、15時のおやつ。必要な分だけ、自然からおすそ分けいただく。

2012.02.23

  

 2年目。
 
   2年前、新入社員で入った女子スタッフ。1年目は、半年かかりで自分用のバッグを作ったり、母親や、自分用にとお財布をつくったり。
   そんな今日は、友人とおそろいで買ったカメラにストラップをつけるとか。
   自分用にはグリーンのストラップ。ホワイトのカメラを購入した友達にはレッドのストラップ。
   最近では、思ったものが少しずつ形に出来るようになり仕事も楽しくなっている様子。
   イロイロな事にジタバタしている姿が若々しく、温かく見守っている、二年目の今日この頃。
   これからの成長が楽しみだ。

2011.12.26

   

   ▼  風邪予防。
 
   今年、沢山実をつけてくれた柚子。一年で最も夜が長い冬至の日。無病息災の祈願に南瓜を食べ、柚子風呂にゆっくり浸かる。
   柚子の皮を薄〜くむき、細かく刻んでTeha'amanaの蜂蜜と少しコトコト炊いて柚子茶を仕込む。1週間もすれば飲みごろ。
   ビタミンC豊富な柚子と、殺菌力のある蜂蜜。 自然の力をかりて風邪予防。
   今年の営業もあと3日。寒さが厳しいけれど頑張るぞ。

2011.12.02

   

  数万匹の従業員。
 
   今年は蜂さんたちの冬越しのことを考え大群の3群だけを採蜜することに。
   3段重なった箱の中で縦に伸びている蜂の巣を糸を使って慎重に切り離し一番上の巣箱だけ採蜜します。
   うまく切り離して蓋を開けると蜜がたっぷり!7重に重なった蜂の巣は、まさに芸術作品!!

   

   切り離した巣箱の中は、蜂蜜で満タンですが、作業に驚いたミツバチたちが騒いで張り付いてしまいます。
   このままミツバチを連れて帰っては迷子になってしまいかわいそうなので
   機械や竹の筒を使って空気を送り上手に追い出して、元の巣箱に戻します。
   さぁ、巣箱”C”、取り外し完了!!

  

   持ち帰った巣は、一つ一つを切り離し巣の表面をそっとカットすると琥珀色の蜂蜜がトロトロと出てきます。
   カットした巣は不純物を取り除く為、ザル・布を通過し自然に垂れるのを一晩待ちます。
   ずいぶんと時間はかかりますがとても美味しい高級蜜、” 垂れ蜜 ”の完成。
   この過程で蜂蜜と同時に採取できるのがハニカム型 ( 6角形 ) の巣の部分である” 蜜蝋 ”です。

   

   採蜜後の巣を湯銭にかけゆっくりと溶かします。
   自然に冷え、再度固まる時に不純物 → 蜜蝋 → 蜂蜜 の層となるため簡単に取り出すことが出来ます。
   この蜜蝋は、テハマナで商品を縫う際麻糸を強化する為に糸に塗り、使用しています。
   さらに、蜜蝋と天然のオイルを混ぜてクリームを作ります。
   蜜蝋には自然治癒力があり高い保湿・軟化・抗菌作用があります。
   すべて食べられるもので出来ているクリームなので手、口、体にも・・・安心して使用できます。

2011.11.26

  

▼ アオリイカ。

   休日、夜中に起きてイカ釣りに。春・秋はアオリイカのシーズンだ。
   イカ釣りを始めたのは20代半ば。いつものように、友人と磯釣りに出かけたとき、
   防波堤でたまたま横に並んだおじさんがイカ釣りを楽しんでいた。
   アオリイカが、墨をブハーッと吐きながら勢いよく釣りあがる様子を見て、若い僕らは驚き、興奮したものだ。

  

   イカが餌となるアジに食いつき、釣り糸を引くときの高揚感と、ヤエンを投入し引き上げるときの緊張感!!
   今だにイカ釣りに行く前日は、楽しみで眠りが浅い (笑)。
   今日の成果は友人と合わせて3杯。 『 もう1杯釣りたい!! 』 粘りに粘りるものの、残念ながら日没。
   イカ釣りをしていたら時間なんかあっという間だ。子供のように夢中になれること、持ち続けたいものだ (笑)。

2011.11.23

  

   ▼ Fu-ka。

   金剛山の麓、大阪唯一の村 ”千早赤阪村” に陶房を構えるキタイリカさん。
   この秋、陶房横に、ギャラリー” Fu-ka ” をオープンされることとなりました。
   先日、レセプションが行われTeha'amanaスタッフ一同、招待していただきました。
   ギャラリー内は、緑豊かな山々から明るい光が差し込みとても気持ちの良い空間。景色を楽しみつつ、ゆっくりと作品を拝見できます。

   

   独特の丸いフォルムが美しい作品はキタイさんを表すように優しく、そして力強い。
   お近くにいらした際は、是非、素敵な作品を手にとって見てください。

   

   【 場所 】
      〒585-0051
      大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早927-甲
      電話 090-5043-1640 
      ※ 急なお休みの場合もありますので、ギャラリー訪問時は、一度、お電話で確認される事をお勧めします。

2011.10.04

  

  ミツバチからのおすそ分け。
 
   今年初、採蜜しました。採蜜するのは、蜂蜜をたっぷり溜めこんだ群の蜂蜜だけ。
   なぜなら、蜂蜜を少量しか溜めていない群は蜂蜜を取ってしまうと、食料がなくなり冬越しできなくなってしまうから。
   ひとまず1群、しかも、巣の一部分だけおすそ分けいただくことに。
   糖度は78.7。発酵しにくい、ちょうど良い糖度。糖度が低すぎると、保存中に発酵してしまうのです。
   本日は、500ml×5瓶分の”垂れ蜜”と”絞り蜜”×1瓶分を採蜜。

 

   ”垂れ蜜”とは、切り取った蜂の巣をさかさまにして自然に蜜が落ちてくるのを一晩ほど待つ気の長い作業で採取します。
   不純物が少ない、蜂蜜本来の味がする高級蜜。

   ”絞り蜜”とは、垂れ蜜を採取したときに残った、巣の中の蜜を巣ごと溶かし蜜蝋と蜜とを分離させ採取するもの。
    垂れ蜜には劣ると言われるものの、花粉などが混じりこれはこれで栄養満点で美味しい蜜。

   とてもデリケートで、巣箱から逃げてしまいやすい日本蜜蜂。そんな日本蜜蜂が2年間巣の中で熟成させてくれた蜂蜜。
   右写真の左2本、琥珀色の蜂蜜が今回の高級2年蜜です。箱の中で熟成するとだんだんと琥珀色になるのです。

  

   採蜜後、トレイにこぼれた蜂蜜を蜂さんたちにお返しすることに。
   巣箱の横に蜂蜜がたっぷりついたトレイを置くと・・・巣箱からゾロゾロと蜂たちが出てきて押し合いながら、蜜を採取しています。
   蜜源の少ないこの時期、貴重な蜜だったのでしょう。気づいた時には、トレイはピッカピカ。
   手前味噌・・・いや手前蜜ですが、今回採取したこの高級2年蜜。紅茶のような香ばしい、とっても深〜い味。
   2年蜜ならではの、とっても美味しい蜂蜜。蜂さん、おすそ分け、本当にありがとう!!

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   ▼ Teha'amanaの桃。

   おいしい桃が実りだしました。梅雨明けが早かった為、少し心配しましたが水分が少ないぶん、甘い桃になっています。
   連日の出荷。早生の桃 ” 紅清水 ” という品種が終了し 晩生の桃 ” 昭和白桃 ” が収穫真っ盛り。 
   ” 紅清水 ” は見た目フワッと紅色。( 写真は紅清水 実離れが良く、皮がぷり〜っとむけ果肉の柔らかな桃らしい桃。
   ” 昭和白桃 ” は白桃というだけあって、見た目は白くお尻だけポッと赤みがさしたよう。果肉は硬めなのに甘みが強い桃。
   好みはひとそれぞれ。Teha'amanaの自称桃ソムリエたちは、毎朝、
   『 この桃、甘そう! 』 『 いやこっちのほうが甘そう 』 『 じゃあ、食べてみる? 』 なんて言いながら、
   結局いつも 『 甘〜い!! 』と言いながら、丸かぶりしています。 ただ、桃を食べたいが為のやり取りです(笑)。 

2011.08.04

  

 巣抜け。
 
   今年も逃げられた〜(涙)!!

   こんなに大きな巣ですが、ミツバチの天敵であるスムシが、巣の中を這い回り嫌がったミツバチたちは、蓄えていた蜜をぜーんぶもって
   家出( 巣抜け )してしまいました。おかげで巣はカラッポ〜(泣)!!

   

   ただ、巣の中にはまだ、ミツバチの赤ちゃんや卵がたくさん。巣に、白い蓋をされた場所があるのが見えます。
   この中には赤ちゃんミツバチたちがいるのです。
   見ているうちにも次々に赤ちゃんミツバチが誕生します。この子たちは、親のいないみなしごハッチ。
   厳しい自然環境の中で、みなしごのミツバチが生き残るのは難しいといわれています。
   これ以上みなしごハッチを作らないためにも、巣の管理のお手伝いしてあげないと!!
   ・・・あら?一番の働き蜂は、もしかして自分かも?!
   そう思えてきた今日この頃です。

 

 ミツバチたちの扇風。
 
   去年からお住まいの群、この春ご入居した群、合わせて16群になったTeha'amanaのミツバチたち。とっても元気だ。
   新しく生まれた赤ちゃんバチたちが、今年も去年同様に飛行訓練中。
   ここ数日雨も降らず、暑い日が続いている。蜂の子供たちもどんどん増え、巣箱の中もとても暑くなっているようだ。
   よく見ると蜂たちは巣箱の巣門(入り口)で巣箱の中に風を送るように、羽で一生懸命に仰いでいる。
   なんとも健気でかわいい。人間も負けていられない。 

   あら?? 良く見ると方向を間違えてコチラにお尻を向けて扇風しているミツバチが1匹。
   ミツバチの世界にもおっちょこちょいな奴がいるようだ(笑)。

2011.07.07

   

▼ スリッパ。

   スタッフ、それぞれ自分のスリッパを新調する事に。
   『 やっぱり手縫いでしょ 』 そういう者もいれば、 『 上品にミシン縫いでしょ。 』 個性もイロイロ。
   三者三様のスリッパができた。
   もちろん、それぞれが 『 自分のが一番!! 』と、思っている (笑)。
   急ぐ用事もないのに走ってみたり、階段を駆け上がってみたり。さぁ、新しいスリッパ履いて、機嫌良くお仕事しましょっ!!

2011.06.15

  

▼ 元気の源。

   だんだんと暑くなってきた、今日この頃。
   工房では、トントンカンカンと作業をしていると
   早くも、汗だくになる日が出てきた。

   そろそろ、夏に備えないと・・・。
   そう考え、去年の夏に飲んでいた、梅シロップに加え
   今年はベリーサワーや紫蘇ジュースも仲間入り。

  

   梅のクエン酸で、疲労回復。紫蘇のαリノレン酸で、花粉症対策と食欲増進。お酢の力で、血流改善。
   Teha'amanaでは、節電に伴う暑さ対策のためにこれからしばらく、体の中から体調を整えて暑さに負けない体作りに励みます。
   元気の源ジュースをゴクリと飲んでこの夏も、皆さまに良い作品をお届けいたします。

2011.06.07

  

▼ 桃の季節。


   今年も桃の季節がやってきました。梅よりも大きくなってきた桃の実。早朝、仕事前に袋を着せる作業をしています。
   沢山生りすぎた実や、傷のある実はひとつひとつ丁寧に落とします。
   ひとつの枝に2〜3個まで。今年は大きくなるように、全体の実の数を減らしてみました。
   1ヶ月後、収穫がはじまります。あま〜い大きな桃になるといいな〜!! 

2011.05.23

 

 只今、9群目!
 
   ミツバチに、ご入居して頂く為、数箇所に置いている空の巣箱。
   この時期、マウンテンバイクに乗って朝の仕事前、お昼休み、夕方・・・合計3回は見回りをしている。
   ( 良い運動になっています(笑)。) 
   大抵は何も変化が無いのだが、突如としてこんな感じになっている。
   ミツバチ誘引蘭である金稜辺を置いた巣箱に巣別れ( 分蜂 )した蜂たちの蜂球ができているのだ。
   どうやら、巣箱を気に入って、お引越ししてきてくれたよう。
   これが待ちわびていた瞬間、ご入居寸前だ!!
   まだやってきたばかりなのか、新居には入らず、屋根に張り付いている。
   見た感じ、数千はいる強群。ああ、なんとも嬉しい!!

   過ぎ行く春。養蜂家にとって、もっとも楽しい分蜂の季節も終盤戦。
   あと何群ご入居してくれるだろう?

2011.05.15

   

 分蜂シーズン到来!
 
   暖かな朝、今日も巣箱の見回り。何やら、巣門が騒がしいぞ! 『 ・・・これは、とうとう分蜂の気配だっ!!!! 』
   道具の準備をするため、一度工房に戻り、再び巣箱へ。
   あら、もう巣箱の上の、高い木の周りをワイワイと飛び回ってどこに移動するか相談中ではないですか!!
       ( わかりますか?写真中、中央付近、沢山の点々が分蜂したミツバチたちですよ。 )
    5分もすれば、蜂球を作り、木にぶら下がりだしました。
       ( 右写真、中央部分黒い塊が分蜂した蜂たちの蜂球です。 )  

   

   しかし、この蜂球、こんな高いところにあるんです (怖)!!!でも、そんなことは言っていられません。
   巣箱を片手に、脚立を登り、頭上約5mにいるミツバチたちを捕獲します。
   まず、蜂球の上に巣箱を持っていきます( 写真中 ) 。 網で蜂球をすっぽり包んで・・・ ( 写真右 )

   

   網をガサガサッとゆすると、蜂球が”ドサッ”と網の中に落ちます。( 写真左 )
   その網の口を巣箱の口に持っていくと・・・・5分もすれば、ミツバチたちは良い匂いのする巣箱の中に入り出します。( 写真中 )
   全員移動したらそーっと箱を移動します。( 写真右 )

   

   巣箱の中は下から覗くとこんな感じ。下に蓋をしてしっかり固定したら巣箱を設置したい場所に車で移動して設置します。
   こうやって、ミツバチの群が増えていくんです。なかなか面白いでしょ(笑)。
   分蜂シーズン到来!!忙しくも、たまらなく楽しい毎日が続きます(笑)!!

2011.04.15

   

   ▼ 成長。


   約1年前、Teha'amanaに新卒の女子スタッフが入社した。右も左もわからない、ピカピカの新人だ。
   電話に出ること、メモを取ること・・・。新社会人として、ひとつひとつ、いちから仕事を覚えたもの。
   覚える事が多すぎて、はじめは精一杯の毎日。
   職人としての技術を学びだしても、やはり最初は目打ちもメチャクチャ、縫い目もグチャグチャ。よく、やり直しをしていたもの。
   あれから1年。通常業務後や休みの日に、少しずつ、少しずつ、一枚の革を切り出す事からはじめ丁寧に目打ちをし、
   一針一針縫い合わせ自分用にと、ひとつのバッグを全て手作業で作り上げた。

 

 

   自分で刻印を押し裏地までしっかり張り込んでいる。1年間の学びをギュッと凝縮したようなバッグだ。
   なかなかの出来に、少し胸が熱くなる。1年前とは比べ物にならないくらい頼もしくなったスタッフ。
   こうやって、ぐんぐんと成長している姿にこちらも刺激を受けている。共に成長できるよう、こちらも頑張らないと。 

   

   Teha'amanaの里山で、たけのこを掘ったり、つくしやよもぎを摘んだり、ミツバチたちと戯れたり・・・。
   すっかり、Teha'amanaでの生活を楽しんでいるようだ。   
   心地よい環境の中で、技術だけではなく心ものびのびと成長している様子。今後が楽しみだ。  

2011.04.07

  

 ミツバチのフェロモン
 
   あたたかくなると、成長したミツバチの群は2群にわかれ、その1群は新しい巣へ移動します。
   これを”分蜂”と呼び、ミツバチ愛好家たちは、これからの季節”分峰”を捕獲すべく、胸がザワザワ、ドキドキする毎日を過ごします。
   Teha'amanaでも、分蜂したミツバチたちにTeha'amanaの巣箱にご入居していただきたく巣箱の横に、”ミツバチ誘引蘭”を仕掛けます。
   ミツバチたちの好きなフェロモンを出す、この”金稜辺”。只今、時期に合わせて開花させる為、温度管理し調整中。
   1ヶ月でこんなに成長しました(驚)!     

  

   そして、去年もミツバチたちを引き寄せてくれた、Teha'amana期待のエースが、この”デボニアナム”。
   金稜辺より少し後咲きのこの蘭も、1ヶ月でこんなに花芽が成長し、小さな蕾がたくさん。
   毎朝、定規で測ったり、暖かな場所を探して移動したり・・・。大事に大事に育てています。
   あぁ・・・、養蜂が高じて、とうとう蘭の栽培と研究まで始めてしまいました。

2011.03.29

 

 蜜源植物。
 
   少し暖かくなった今日この頃。Teha'amanaの日本ミツバチたち活動をはじめています。
   この時期、少ない蜜源を求めてあっちこっちにせっせと飛び回っています。
   そんなミツバチたちに、おいしい蜂蜜を分けてもらうかわりにミツバチたちの蜜源となる、蜜源植物を植えて
   少しだけ御礼をする事に。
   今回植える植物は、左から順に、百合の木( チューリップツリー )、トチの木 、カラス山椒 の三種類。
   どれも有名な日本蜜蜂の蜜源植物です。
   花が咲いてミツバチたちにお返しできるのは2、3年先・・・。もっと先かもしれないけれど、持ちつ持たれつ・・・。
   ミツバチたちと人間と、ともに共存していく為に求めるだけでなく、しっかりお返しもしていきたい。
   Teha'amanaの工房の周りでは、少しずつですがこれからも蜜源植物を増やしていくつもりです。

2011.02.25

  

▼ ありがとう。


   梅の花の満開が 間近の今日Teha'amanaから1人、スタッフが卒業する。
   代表西本とともに、Teha'amanaを立ち上げた大切な相方。
   以前の仕事から合わせると、18年間連れ添った半ば夫婦のような関係だ。
   そんな相方が夢に向かって、晴れやかに卒業する。

   

   送別会の日。
    Teha'amanaには、お世話になった方々が次々と集まり
   それぞれと昔話に花が咲く。
      ( 参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。 )

 

   涙あり、笑いあり・・・相方の人柄を表すようなのあたたかな送別会。
   相方、これまで本当にありがとう。そして、これからもずっとよろしく!!

2011.02.10

 

 ミツバチたちのSOS!!
 
   寒い冬。この季節、寒くて外に出る事が出来ないミツバチたちは巣箱の中に留まり、秋までに貯め込んだ蜂蜜を食べて過ごしています。
   昨夏は特に酷暑で密源が少なく、貯蜜も十分でない中での、この厳冬。蜂たちにとっては、食糧不足でとてもとても厳しい冬になっている様子。
   残念ながら、テハマナでも一群まるごと死んでしまいました。
   『 何とかしてあげたい!!』そんな思いで作ったのが、きび砂糖のスペシャルドリンク。
   ミツバチたちが溺れない様に割り箸の浮き輪を浮かべて、そっと巣箱の底に・・・
   しばらくして、そ〜っと覗くと、みんなシマシマのお尻を上に向けて栄養補給。やはり、お腹ペコペコだったようだ。
   朝にお出しした300mlのスペシャルドリンクが夕方には空っぽに。梅の開花まであと少し、もうしばらくがんばって!!
   小さな生き物たちからのSOS。切迫した地球の現状を教えられた。 冬の山は美しい。イロイロなところに自然のオブジェが。
   新雪に手形を入れたり・・・冬山は遊びながら登れるのが楽しい。気温は-2度とか。それでも体はポカポカだ。

   

   だんだんと雪も深くなる。20cmくらいだ。 山道も険しくなってきた。遊んでいる場合ではない。
   チョコレートでも食べてひと休み。お茶を飲んではひと休み。おにぎりを食べては、またひと休み・・・。
   少々、休みすぎだが真っ白の世界での休憩は楽しいのだ。

   

   歩き始めて、約2時間。 金剛山、山頂へ。たくさんの人だ。雪だるまもお出迎えしてくれる。
   山頂にある神社にもお参り。清々しい気分。 
   さあ、6日から工房は仕事始め。体も始動したし、今年も頑張るぞ!! 

2011.01.02

   

▼ お正月

   元旦の朝、台所に向かう母の背中。家中に漂う、お正月の良い香り。 子供の頃の、小さな記憶。
   そんな日本のお正月。 美しい日本文化の一つ。
   毎年御節を作る。 もともと料理は好きだ。 好きな音楽をかけ、好きなお酒でも飲みながら出汁をとったり、
   食材の下処理をしたり、飾りの葉の準備をしたり。

   

   ぼちぼち御節の準備をするのが年末の秘かな楽しみ(笑)。
   毎年、変わりばえのない私の御節だけれど家族が食卓を笑顔で囲み、御節の云われをイロイロと言い当てながら
   お酒でも飲んで、楽しくゆっくりと食事をする。
   そんな風景が好きだ。微力な私だが、こういう形で日本の文化を大切にしていきたい。

2010.12.04

   

▼ 秋のご馳走。

   先日、収穫した鳴門金時。 水で土を落とすと、キレイな紅色。 やはり、自然の色は美しい。
   良く晴れた休日。 落ち葉掃除をしたら、お芋をアルミホイルに包み火の中に。 1時間もすればホックホクの焼き芋が。
   私は皮のおこげ付近が好き。 バター無しで、十分ご馳走!

2010.11.25

   

蜂の冬支度
 
   Teha'amanaのある山里では、稲刈りも終わり、ひと時の休息。Teha'amanaの畑ではみかんがたわわ。今年は鈴なりになっています。
   みかんといってもいろいろな種類が。温州みかんもあれば、デコポン、清美、はるみ・・・などなど。
   よく、自然交配して ”デコ美”的なものもできていますが・・・(笑)。畑の端にはこの花が・・・何の花かわかりますか? 

 

   正解はお茶の花。初夏に茶摘をするのが楽しみ。・・・良く見ると、日本蜜蜂たちがたくさん!!
   蜜源が少ない中、貴重な花をちゃーんとみつけて冬に備えて蜜を蓄え中。
   きっと、この子たち、Teha'amanaの蜂たち。『 みんな、頑張れよー!! 』ちいさな蜂たちの、懸命でけなげな働きぶりを見ると
   年末に向け気を引き締まる思いです。

2010.11.23

 

   ▼ Teha'amanaの桃畑

   今年は、桃の畑を新しい場所に移動する事にしました。風通しと日当たりの良い場所でここなら桃たちも喜びそう。
   稲刈りのあと、キレイに土をならす。これで準備万端。

   

   新しく若い苗木、15本。昭和白桃、白鳳など。お盆あたりまでに収穫できる品種の桃だ。こんなに細く葉も無い苗木にも、小さな芽がちらほら。
   桃、栗3年というが、成長が楽しみ。この苗木たちとともに、3年後、Teha'amanaもすくすくと成長していたいものだ。

2010.11.02

 

▼ 波乗り

   半年ぶりの波乗り。養蜂や自転車やらで忙しかった今年の夏。久々に、昔からの波乗り仲間で集まって鳥取に来た。
   台風13号のうねりに期待してショートボードも持って来たが、今日は出番がなさそうだ。
   車のキャリアにボードを積んで、まだ夜も明けきれていない早朝今日一番のポイントを目指して、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
   こんな時間に活動的なのはサーファーぐらいだろう。
   今日の僕らのポイントは船磯に決定!!サイズも小さく、風も少しあり、波の形も良くないがロングボードなら十分。    

  

   波待ちの間の他愛も無い話もまた楽しい・・・「来たでっ、セット!!!」 「オレのだー!!!」
   久しぶりに、ゆっくりと海を眺めると誰もが美しいと思う”シンプルな自然美”をあらためて感じる。
   Teha'amanaの商品はそうでありたいもの。

2010.10.16

   

▼ 冬支度。

   だんだんと、夕方の工房が寒くなってきた。冬になる前に、体の中から冬支度を・・・と、ジンジャーシロップを作る。
   Teha'amanaで作るジンジャーシロップはクローブやシナモン、レモン入り。スパイスを入れ、生姜をスライスしてコトコト煮込んだ後
   レモンを絞りシロップを取り出すだけ。
   シロップが茶色いのは、きび砂糖を使用したから。紅茶に入れてジンジャーティにしたり、炭酸で割ってジンジャーエールにしたり。
   煮出されたスライス生姜も、Teha'amanaのハチミツに浸して、ハニージンジャーに。そのまま食べたり、乾燥させてパンや焼き菓子に混ぜたり。
   生姜パワーで、この冬も、スタッフみんなで元気に頑張ります!

2010.10.11

   

▼  ウェルカムドリンク

   採蜜の季節がやってきました。日本みつばちの百花蜜は、とってもキレイな琥珀色。
   今年のハチミツの味はフルーティー。
   Teha'amanaでは、ハチミツを次々にビンに入れ、ラベルを貼り・・・只今、おめかし中。
   次回のTeha'amana bakersのパンの日には少しだけ、持って行きます。

  

   そんな中、うれしいハプニング。ほっておいたカラの巣箱に、小さな小さな蜂の群がご入居!!その数150〜200匹。
   小さな小さな、ミニミニ群ですが、初めて自然にご入居。
   とってもうれしかったので、小さな器に蜂たちの好物のハチミツを入れてウェルカムドリンクを出してみた(笑)。
    (蜂たちがハチミツにおぼれないように、割り箸をいれて。)
   数時間後、ウェルカムドリンクをのぞいたら、すっかり空っぽ!!どうやら気に入ってくれたよう。
   ミニミニ群、育ってくれるといいなぁ。

2010.10.05

   

▼ 栗ひろい。

   今年も栗の季節。 Teha'amanaの山にも、イガ栗がたくさん転がっています。
   栗は蜜蜂たちの重要な蜜源植物で Teha'amanaの蜂たちも、せっせとハチミツを集めています。
   栗のみで採取した蜂蜜には独特の渋みがあり、好みが分かれますがミネラル分の多い蜂蜜で、民間薬ともされていた優れもの。
   おすそ分けいただいた栗を、茹でたり炊いたり。寒くなると、ご飯はもっぱら土鍋炊き。残りの栗は、ラム酒多め、砂糖少なめの渋皮煮に。

2010.09.26

  

▼  大スズメバチ パニック

   ちょっと期間が開きましたが、ますます大きくなってきたTeha'amanaの日本蜜蜂群、その数、現在8群!!
   覗き扉を開け、透明のプラスチック板を通して巣を見ると六角形のハニカムがたくさん。
   白く見えている部分には、蜂の子の蛹が入っています。
    微笑ましく、見守っていたある日・・・。 なんだか巣箱の様子がおかしい。ミツバチたちがパニック状態で、外に溢れ出している。
   よく見ると、大スズメバチが蜜蜂たちの巣箱に張り付いている。『とうとう来たかっ!ギャングめー!』 

   

   この時期、大スズメバチはミツバチのハチミツを横取りするためミツバチの巣を襲ってくるのです。
   でも、大丈夫!こんな事もあろうかと、先日、大スズメバチ対策として、我が家のミツバチたちの巣の入り口に、
   お手製の大スズメバチ捕獲機を設置していたから!!( 賢いでしょ! )

   他の巣箱も気になり見に行くとやはりここも。こんなにたくさんの大スズメバチが。(虫嫌いの方、ゴメンなさいね!!) 
   昆虫界の生態系を守ってくれている大スズメバチには気の毒なのですが
   Teha'amanaのハチミツを守るのはボクの仕事なので・・・。

2010.07.06

 

▼ ドクダミ

   6月頃、白い花が咲きはじめるドクダミ。 Teha'amanaの山にもたくさん咲いています。 ドクダミの漢方名は「十薬」。
   独特の臭いがあり、何か毒でも入ってるのではないか ということからドクダメ(毒溜め)・・・ドクダミと変化し、この名がついたと言われている。
   その効用から「十種の薬の能ありて十薬となす」と言われ 古来から民間薬とされていたそうだ。
   その ”十薬” ドクダミ。 煎じて飲料することにより、利尿・快便作用で体内の水分を正常化し、体内の老廃物を除去する作用があったり、
   毛細血管を強化し、神経細胞や筋肉組織を活性化する働きがある。

 

   毎年この季節、Teha'amanaではドクダミ摘みをし、たっぷり一年分のドクダミ茶を作ります。
   摘んだドクダミは、水でよく洗い汚れを落として軒先でしっかりと乾燥させて保管します。
   水1,5リットルに乾燥したどくだみを軽く一掴み。(・・・大雑把です(笑)。)火にかけて沸騰したら、とろ火で約8分で出来上がり。
   お茶というより、紅茶?ハーブティー?そんな味のドクダミ茶。工房では、夏場はキーンと冷やして ゴクゴク飲んでいます!
     

2010.06.27

  

▼  蜂の顔

   Teha'amanaの蜂たち、ぐいぐいと成長しています。巣箱の1つにのぞき窓を作りました。
   覗き扉を開けると、透明のプラスチック板を通して巣箱の中の蜂たちの様子がいつでも見ることができます。

   

   下から巣の様子を覗くと、大きな蜂の巣!!分蜂してすぐは赤ちゃんの頭くらいの大きさだった蜂の巣が
   約2ヶ月でバスケットボール以上の大きさに。プラスチックの板に張り付いていた蜂をじっと見てみると、とっても可愛い顔!
   通常はこの角度から見ることはありませんからね。いろんな発見がある毎日です。

2010.06.01

   

蜂の子供たち
 
   先日ご入居した5群の蜂たち。元気に花々を飛び回り、両足をまっ黄色にして花粉や蜜をあつめては巣に戻り、
   戻ってはまた出掛け・・・忙しそうに、よく働いています。
   良く働いてはいるけれど、平均労働時間は1日7時間だそう。なんだか、人間みたいでおもしろい。

 

   『 巣箱の様子がおかしいな? 』 いつもはシューンと帰ってきて、シューンと出て行く蜂たちが
   巣の周り半径2メートルくらいを、マイマイしている。
   不思議に思い、蜂の師匠に聞いてみたところ、この蜂たち、赤ちゃん蜂で、巣の周りで飛ぶ練習をしているそうだ。
    どうりで少し小さめで黄色っぽい。 
   ”飛ぶ練習 !? ”ますます蜂たちが可愛く見えてきた。

2010.04.26

  

みつばち 本日ご入居しました!!
 
   とうとう、待ちに待った蜜蜂がテハマナの巣箱に入ってくれました。
   1週間程前から、偵察蜂が頻繁に訪れるようになり日が経つにつれ、その数は増えていました。
   『 巣箱、気に入ってくれたらいいな・・・ 』そうスタッフと言いながら、1週間過ぎました。
    今朝10時頃、いつものように巣箱を見に行くといつものそれとは違い、巣門のまわりにワイワイ、ワイワイ・・・
   100匹以上の蜜蜂たちが来ていました。
   午後2時頃、食後のお散歩がてら再び見に行くと黒いオス蜂の姿も数十匹。巣門の辺りは無数の蜂たちでごった返していました。
   日が沈む前、さらに見に行ってみた。
   そっと、巣箱の中を覗くと、なんと、大人の頭以上はあるかと思われる強群。 無事ご入居です。
   ミスマフェット(写真に写っている蘭)の力は凄い。

 

   巣箱の周りをぐるぐるぐるぐる・・回りながらこれから住む新居の形や場所を、一生懸命覚える蜜蜂たち。
   小さな蜂たちの働きぶりは、とても可愛いくちょこちょことしていて、いくら見ていても飽きず、とっても癒されます。
   今日入居したばかりでも、早速、明日から花々の蜜集めと巣作りと、忙しい日々が待っています。
   こちらの巣箱は1週間前にご近所の先輩に分蜂を頂いたもの。巣箱にもすかっり慣れてみんな元気に蜜を集めています。
   現在2群。これから約1ヶ月の分蜂シーズン。あと何群ご入居するか乞うご期待!!

2010.02.14

  

▼ ただ今、蜂の準備中・・・

   今年の蜜蜂の準備をし始めました。去年から始めた養蜂。残念ながら8月に全群逃亡し、今は空箱の状態です。
   とにかく日本蜜蜂はデリケートで、良く逃げる蜂なのです。何が気に入らなかったのかなぁ・・・
   あんなに世話したのに・・・しすぎか?!
   とりあえず去年は、残った巣から、革の縫い糸に使う蜜蝋と蜜蝋入りのハンドクリームを作りました。
   今年は張り切って、巣箱を10セット作り、中には蜂を寄せ付ける蜜蝋を塗り、極めつけにキンリョウヘン(蘭の一種)も用意しました。
   

  

   この蘭の花は、蜜蜂のフェロモンと良く似た匂いを出し、分家した分蜂群を呼び寄せる事が出来るんです。
   他にも同じ作用の匂いを出す蘭はデボニアナムやミスマフェット・・・なんのこっちゃ?
   ちょっとした興味で始めた養蜂。とうとう蘭の栽培の勉強までしなければならなくなりました(笑)!
   とにかく、4月からの分蜂捕獲が楽しみ・・・

 

2009.09.20

 

▼ 手しごと市 9月27日(日) 小雨決行
          10:00〜 15:00(売り切れ次第終了)
 
             in 西條合資株式会社 酒蔵前


   Cicci Cocco(チッチコッコ)主催の手しごと市に参加します。Teha'amanaの商品をたくさん見れるわけではありませんが
   サンプル品、革の端切れ・・・などなどお店では販売していないものも販売いたします。
   また、今回は以前ご紹介した日本ミツバチの蜂蜜も少しだけおすそ分けいたします。

   場所 : 西條合資株式会社 酒蔵前
         河内長野市長野町12−18
         駐車場はございません。
         バティ長野の駐車場(タイムス)が近いです。

2009.07.09

  

▼ 養蜂はじめました。

      Teha'amanaに、ミツバチがやってきました。
      以前から、国産のリンゴやミカンの単花蜜やいろいろな蜜が混じり合った百花蜜を集めては味比べし、利き蜂蜜をしてみたり、
      『今日はどれにしようかな・・・』と毎朝スプーン1杯ペロッとなめたりしていた私たち。
      『養蜂したいな・・』そう言い出したのは5月下旬の事。きっかけはテレビで見た、イタリアのとある田舎の農園での養蜂の風景。
      白い髭をたっぷりと蓄えたおじいちゃんの周りを元気よく飛び回る可愛いミツバチたち。
      花から花へせっせと飛び回って蜜を集めている働き蜂もいればおじいちゃんの髭で羽を休めている蜂も。

  

聞くと、おじいちゃんは営んでいる果樹園で、受粉を目的に養蜂を行い必要な分だけ蜂蜜をミツバチたちに分けてもらっているとのこと。
たくさんの花々に囲まれて生き生きと飛び回るミツバチたち。
そんなミツバチたちと共存し、穏やかに生活しているおじいちゃんのやさしい生き方に深く共感したのです。
『僕たちの山でも養蜂しよう!!』 これが、Teha'amanaとミツバチの出会いです。 
『せっかくなら、日本ミツバチを 飼いたいなぁ。』(日本ミツバチの蜂蜜は最高級と言われています。)
『 蜂ってどこで買うんだろう?』 なんて言っていると、近くに養蜂家がいることがわかり びっくり!!(今では師匠と呼んでいます。)
早速紹介してもらい、日本ミツバチを譲っていただくことに。

ミツバチが見つかったとなれば、次は住まい。 ミツバチたちの住まいは木箱です。
師匠に箱の構造を教えてもらいトントンカンカン。少しずつ手作りしました。 こんな作業もミツバチのことを考えると楽しいものです。

  

     巣箱ができあがるとまもなく、日本ミツバチ、記念すべき1軍めがTeha'amanaにやってきました!!
     引っ越したてのミツバチたちは巣箱の周りをブンブン飛び回って場所を覚えていたり
     門番のように巣箱の外でウロウロしていたり忙しそう。
     やっと飛び立ったかと思うと足に花粉をつけて帰ってきたり・・・
     小さいながらに一生懸命に生きている姿はとてもとても愛らしく、ずっーと見ていたい気分。
     仕事の合間を見てはのぞきに行き・・・Teha'amanaのスタッフは、今ミツバチに夢中です。
     

 

     テレビで養蜂の様子を見たのが5月下旬・・・6月上旬にはTeha'amanaにミツバチたちがやってきました。
     こんなにスムーズに進んだのも、何かの縁かもしれませんね。
     来年、甘くってこっくりとした蜂蜜・・・いや、なによりも、安全で、安心して食べる事ができる蜂蜜を
     収穫することが、今からとっても楽しみです。
     もちろん皆さんにも少しでもおすそ分けできたら・・・と考えています!!楽しみにしていてください。

2010.04.10

 

     ▼ 玉手箱

   『 後輩の引き出物に 』 そう、作家でもある友人 長澤氏 に頼まれてお手伝いしたこの作品。
   友人の後輩である新夫婦は、お米を作っているそうだ。 若いのに素晴らしい。
   『 自分たちの作ったお米を、この陶器に入れて 引き出物として皆さんに配りたい・・・ 』 そんな想いで、この作品は出来ました。
   そこで友人がつけた名前は 『 玉手箱 』 二人の幸せがたくさん詰まっていそうで、ふ・・・っと開けたくなる そんな作品です。

2006.12.15

 

 

  

おじいちゃんと孫?

   アンティークSHOPで偶然見つけた箱のようなカバン。 お店の人が言うには50年は経っているらしい。
   手にとって見るとなるほど昔の職人さんはいい仕事をしている。
   ヌメ革に麻糸で丁寧に手縫いをしてあるので 50年以上経っていても 少し糸が切れているだけだ。
   

 

   「自分も作ってみたい・・・」
   そんな衝動にかられ当時の縫い方でそっくりに作ってみた。(左側がアンティーク、右がTeha'amanaによる復刻版。)
   このカバンは、今はほとんどやらない『 駒合わせ縫い 』と言う技法でコーナー部分を直角に合わせ斜めに糸を通す縫い方。
   この縫い方だと見た目も綺麗だし、無駄な縫い目の出っ張りがない為カバンの大きさ目いっぱいに荷物が 入る。

 

   このカバンを縫った職人さんのシワの入った顔を想像しながら、ひと針、 ひと針・・・。
   ゆっくりとした時間が工房に流れる。 昔の人も、こういう時間を大切に暮らしたのだろう。

 

   それにしても何に使うカバンかな・・・???

 

  

TEHA'AMANAのKEYの誕生

真蚤の市で偶然見つけたアンティークKEY。 小さな木製の小箱に 数十本入っている。
その中の1本を手のひらにのせると色んな想像が 駆け巡る。
どんな国で・・・どんな人が・・・何を開けるために・・・ これはきっと大きな柱 時計のゼンマイを巻いていたのかな・・・
これは自分の大切なものを入れる小箱を開けるKEYかな・・・ 気がつくと手のひらのKEYは十本近くになっていた。

「アンティークKEYは幸運を招くよっ!」
渋染めの帽子にタオルを首にかけた 髭面の店主が近寄ってくる。 全部は買えないので泣く泣く1本づつ戻し、3本だけ選んだ。
中でも真鍮製の 手作り感いっぱいの古くさい鍵が一番のお気に入り。
その時から蚤の市に行く機会があるとKEYをちょこちょこと 集めている。モノとの出会いは日常のふとした所から生まれそれがモノ作りに繋がる。
そんな出会いから生まれたのが ”Teha'amana KEY ” です。

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