2021.02.24

▼ instagram
いつもご覧いただきありがとうございます。
インスタグラムでの更新が多くなってきております。
よろしければ、ブログと合わせてご覧いただければ幸いです。
tehaamana_official

2020.04.09

▼ 持ち箱ルアー

暖かくなり、分蜂の季節が到来です。
サックブルード病というウイルスによる伝染病により、
テハマナ周辺の里山ですっかり姿を消していた日本みつばちたち。
約1、2年後、ウイルスに打ち勝ち、再び、元気に生息し数を増やしはじめたその姿に、
教えられ、力をもらっています。
自然は偉大ですね。

ところで、分蜂の季節が来たというのに みつばち誘因蘭であるキンリョウヘンがなかなか花を咲かせません。
西本、焦っておりました。 暖かい二階の部屋に置いて、頑張れ頑張れと励ましてお世話を焼いてみたり。
西本の気持ちと裏腹に、つぼみは堅く咲く気配はありません。
早々にしびれを切らした西本、蜂仲間が教えてくれた必殺技『待ち箱ルアー』を購入 。
商品が届き、いそいそと取り付けに行ってみると、、、、
あれ???すでに自然にみつばち群がご入居してくれてる!!!

人間の下心をあざ笑うような出来事。
偉大な自然は人間の思うようにはなりませんね。

気の滅入るような毎日ですが、 毎日、楽しいことを見つけながら過ごしていこうと思います。
自粛期間、ともに頑張りましょう!
2019.06.27

西本の息子のランドセルが無事に完成しました。
使用したのはマットなダークブラウンの革。
西本が愛用しているスクエアトートとお揃いの革。
父はトート、息子はランドセル。
ちょっとしたお揃いというわけです。
.
フラップに使用したかったピンクゴールドの銅リベットに合わせて
縫い糸も赤みのあるブラウンに。
中のポケットにつくファスナーは
子供が開けやすいようにと
小さな革の引き手をつけました。
.
懸念していた重さも1388gと、総本革を使用した割には
軽いものとなり、ひと安心。息子も大喜びでした。

今回、初めてランドセル作りに挑んだのですが、
使用する芯材や、縫い方、革の終い方などなど。
やっぱり初めてのことはとても勉強になることばかりですね
なかば悪戦苦闘もしましたがチャレンジしてみてよかったなと思っています。
見る人見る人、『完全にランドセルやん!』と言います。笑
さあ、次は秋の新商品の企画を進めていきます!
2019.06.25

先日、お伝えしたランドセル作りのその後です。
夜な夜な作業を進めておりますが、型紙の数がどんどん増えています。
パーツの多さが、普通のバッグとランドセルとの大きな違い。
その分、革や芯材の重なり合う部分の分厚いことといったら。
難関になるだろうと予想していたマチとボディを縫い合わせる作業。

特にカーブした箇所はテハマナで使用しているミシンでは
角度的にも上手く回らず、悪戦苦闘。
なんとか難関を突破してだんだんとカタチになってきました。
.完成まであとわずかです!

2019.06.20

代表西本。夜な夜な工房に残り何か作っています。
何か分かりますか?正解はランドセルです。
西本の息子は、来年小学生になるのです。
.
全て本革、全て手作業。ただ今、夜な夜なランドセル作りに挑んでいます
『ちゃんとしたランドセルになるのか??』
『それはそれは重いものになるのじゃないか??』
スタッフは半ば疑いの目。笑

.西本の、息子のために、、、という"親心"を
温かく見守っていただけたらと思います。笑
また、進捗をご報告しますね。

2019.06.25

▼ テハ蜜の収穫 2019

梅雨に入る前の本日、午前中の涼しい時間に
テハマナで飼う、日本みつばちの蜜を収穫しました。
今回は、ひと箱分、ちょっとだけ分けてもらいます。

ドライバーで巣箱のふたを開け、細い針金を使い、スライスするように巣を切ります。
切り出された巣はとてもキレイです。中に琥珀色した蜜がたっーっぷり詰まっていました。

エアーガンで空気を送り、巣の中に残ったミツバチを外に出します。
連れて帰ってしまうと家が分からなくなるので、
できるだけ迷子のみつばちが出ないように丁寧に作業します。
工房に持ち帰り、切り分けた巣には、すごく沢山の蜜が溜まっていました。
春から夏にかけてみつばちたちが集めた百貨蜜は、とてもフルーティーでさっぱりとし最高の味です。

この日のスタッフといえば、頼まずとも焼きたてのバケットを買ってくる者もいればチーズを持ってくる者もいて。
こういうときのチームワークだけは抜群です。
焼きたてのバケットにブリーチーズをのせ
しぼりたての蜂蜜をたらり、、、美味しいに決まっています!!
2日ほどタンクの中で休ませ糖度を測ると81.6%。
上等上等!!といいながら、ビン詰め作業。これも楽しい作業なのです。

少しだけですがおすそ分けできそうなので
7月の小さなギャラリーオープン時に販売致します。
毎回、あっという間に完売します。
気になられる方は、是非、お早めにいらしてください。

7月の小さなギャラリーは
7月1日(月)〜7月7日(日) となります。
皆様とお会いできる事、楽しみにしています。

Teha'amana 
ADD 〒586-0094
    大阪府河内長野市小山田町2528-18
     ( 南海バス:小山田バス停前 )  
TEL 0721-52-3822 
OPEN 11:00-18:00 

2019.06.18

 豆鉋。
 
行きつけの道具屋さんへ豆鉋を買い行くと
職人が減ってしまい、今は取り扱いをしていないと言われびっくり。
豆鉋はその名の通り、手のひらにのるほど小さな鉋。
革のコバに丸みを帯びさせるために、なくてはならない道具なのです。
簡単には引き下がることができないため、刃物を別注しているしている取引先に聞くと
刃の部分は作れるけれど、台打ちという木の部分を作る職人さんが高齢になり、
納期がいつになるかわからないとのこと。

というわけで、なくてはならない豆鉋を自分たちで作ることに。
持ち合わせていた20mmの刃と20年前に購入していたアフリカのブビンガという、堅く赤い木を
ノミとボール盤でくり抜き、刃に合うように少しずつ加工していきます。

出来上がった豆鉋。職人さんのそれには足元にも及びませんが
愛着のある道具がまた一つ増えました。

しかしながら、日本の貴重な職人さんが減っていくのはとても残念なことですね。
2019.05.17

 黒茶。
 
お取引先の方から、出張のお土産にとプーアル茶の大餅をいただきました。
テハマナには中国茶を学ぶスタッフがおり、 お土産に感激しております。

プーアル茶は、中国雲南省が原産地。
一番発酵度合いの高い「黒茶」に分類され、
土のような独特な香りと味わいが、だんだんと癖になるお茶です。

茶葉を、麹などの微生物で発酵させているため、
ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどが含まれています。
茶葉の発酵過程で生成される天然成分が、脂肪の吸収を抑制し、
ダイエットに効果的というわけです。

他にも、便秘解消効果や体を温める作用があると言われるプーアル茶。
そんな、美容効果を知り、
只今、工房ではゴクゴクとプーアル茶をたのしんでいます。

Yさんありがとうございました。  

2019.05.13

▼ 蜂仕事

GW中にテハマナの巣箱にみつばちがご入居しました。
今日は、みつばち捕獲箱を育児箱に変更する作業。
写真2の切り株のようなものが、みつばち捕獲箱。
写真3で持ち上げている箱に新たにみつばちがご入居しています。
巣を作っているので、そっと持ち上げて、、、、

箱の中にいるご入居したての日本蜜蜂群がみえますか??
そーっとそっと、下にあるみつばち捕獲箱を四角形の育児箱に置き変えます。
続いて、冬越しした別の群の巣箱に、継箱をします。
巣箱を継ぐことで、さらに巣を大きくすることができるので、
より沢山の蜜をためてくれるのです。
巣箱を覗くと。 みつばちたちはどんどん増え、巣をのばし、
巣箱の下から見えるほど 巣を伸ばしています。

日本蜜蜂とはいえ刺されては大変。
スタッフは腰にお手製のエピペンケースに薬を入れての作業です。

サックブルード病というみつばちの伝染病により
しばらくの間、日本みつばちが消えてしまっていたテハマナ周辺の里山ですが、
再び、日本みつばちが生息しはじめた様子です。自然は偉大ですね。
さぁ!今から、採蜜が楽しみです。
また、経過をご報告します。

2018.07.17

▼ 巣落ち

暑い暑いこの季節。
巣箱の中ではみつばちたちは力を合わせて
皆、同じ方向に向かって羽を動かし
巣箱の中に風を起こす、扇風が行われています 。

テハマナで飼育している日本蜜蜂の一群。
暑さのせいで、巣がやわらかくなり
巣箱の中で巣が落ちてしまう
”巣落ち”がおこりました。

落ちた巣を取り出してみると
巣の蜜は空っぽ。
とても元気な群なので沢山溜めていた蜜を
落ちずに残った巣にすっかり移動させた様子。
仕事が早い!

今回、お掃除の後
少しでも涼しくするために、
巣箱によしずをつけてあげ
観察窓を少し開けてあげて
風通しを良くしてあげました。
こちらのとても元気な群も間もなく採蜜です!

2018.06.22

▼ 日本みつばちの点検

農林水産省の実施する蜜蜂飼育状況調査の為
テハマナの日本みつばちを検査すべく
大阪府より検査員の方がやってきました。

巣箱ののぞき窓から
鏡を差し込み
ライトをつけて
慎重にのぞき込み
伝染病など、調査を行います。
無事に検査をクリアしました。
一安心です。
続いて継箱を行いました。
久しぶりに巣箱を見回ると、
元気なみつばちたちが、
巣をのばしています。
そーっと巣箱を持ち上げ
新しい箱を一段増やします。
どうやら、まもなく採蜜できそうです!!
また、ご報告します。

2018.05.07

▼ 春の日課

毎年豊作の、テハマナの山のタケノコが
今年は、ほとんど出なかったので
工房の敷地内に出てくる
タケノコを今年は楽しんでいます。
スタッフは、毎朝、
フサフサの頭だけ
顔を出すタケノコを
見つけては、
本日、美味しく頂く分だけを堀り、
その場で外皮をむき
すぐに圧力鍋で数分茹で
お昼までそのまま置いておきます。

この作業、あまりに毎日の日課になっており、
新人さんの業務のひとつのようになっています。笑
そのおかげで、テハマナのランチの時間には
茹でたてほかほかのタケノコの刺身が並びます。

もうそろそろ、タケノコも終わりかな。

2018.04.23

▼ 新しいスタッフのご紹介

昨年の3月に1人、10月に1人、
そして今年の4月に新卒の社員が1人
テハマナに、3名のスタッフが入社しました。
昨年3月に入社したいつも明るいSちゃんは
あっという間に1年が経ち
ピカピカだったエプロンは
ベテラン並みの汚れ具合。笑
入社当初から、「こわい〜こわい〜!!」と言いながらも
持ち前の器用さで、リズム良く工業用ミシンを踏み、
半年後には自分のバッグを作ったり、
携帯ケース、ペンケースなどなど、
身の回りの物を好きに作り上げるまでになり、
今では、テハマナにはなくてはならない職人さんです。
10月に入社したMちゃんは
もの作りが好き、仕事が楽しいと言ってくれるだけあり
「これをつくってみたいから教えて欲しい」
と、手を挙げてくれるので、
作れる商品が日に日に増え。
今では新作の1型はMちゃんの担当です。
最近では材料の一枚革を見ただけで
バッグになった状態の善し悪しが
分かるようなったとか、ならないとか。笑
自分のポーチに、旦那様の名刺入れ、
中学に入学したての息子のベルトを作ったり。
こちらも楽しそうです。
そして、今年。テハマナ初めての
新卒採用となったOちゃん。
大学卒業前からアルバイトに
来てくれていましたが、正式採用の4月、
ささやかにささやかに、入社式をしました。

革包丁をはじめて1人で研いだときには
西本が心配して様子を見に行くほど
時間がかかり、笑
その甲斐あり、出来上がった包丁は
顔が映りそうなくらいに
ビシビシの研ぎ具合。
自作のパリッとした新しいエプロンがまぶしく、
若々しくフレッシュな雰囲気は
私たちまでも、すがすがしい気持ちに
させてくれます。

3人年齢も様々ですが、
楽しく仕事をしてくれている様子は、
見ていてとても心地の良いものです。
これからも少しずづスタッフの様子も
紹介していけたらと思います。
新しいスタッフ3名も、
どうぞよろしくお願いします。

2017.06.12

▼ 日本ミツバチが帰ってきた

一昨年のお話。
ミツバチに刺されて救急搬送されてしまいました。
何度もミツバチに刺されたことはあったのですが
突然アナフィラキシーショックを起こしてしまったのです。
担当医に聞けば、人にはそれぞれに免疫の容量があり、
刺される事十数回でとうとうその容量を
超えてしまったということが、今回の原因とのことでした。
今はエピペンという自己注射を持ち防護服も揃え鉄壁ガードで
ミツバチのお世話をしています。
(まだやるんか?と家族に言われながら)

西日本に猛威を振るう
サックブルードウィルスで工房の周りも
日本ミツバチの姿が見えず
20数群いたテハマナのミツバチ群も全滅に。
しばらくこのあたりでは日本ミツバチに会えないのか? と
思っていたつい先日、山に仕掛けていた待ち箱に
待望のミツバチさん御一行様ご入居しました。
ご入居から約1カ月。
群が成長しはじめるころなので
継箱をしました。
下から巣を見ることが出来るほど
巣をのばしています。
伝染病にも耐え抜いた貴重な1群。
これから大事に見守っていきたいと思います。

2017.05.16

▼ ケルビムスポルティーフのレストア〜完成までの道のり

フレームの再塗装
「フレームの再塗装が上がったよ!」連絡が入った。
依頼した色に忠実に仕上がっているのか?
その色は果たしてカッコ良いのであろうか?
そんな不安を抱きながら梱包を開く。
待望の瞬間だ。

「 うん、カッコ良いっ!!」
フレームカラーは長年親しんだ
相棒、ニッピーの革漉き機の色目にした。
早速フレームに墨入れをしていただいた。
デカールの色目と同様に金色に。
これからがようやく組み立て作業だ。

トラブル その1
組み立て作業が始まり早速トラブル。
リアディレーラーの取り付けが出来ない。

エンドにディレーラーを取り付ける
ステーを噛まして取り付ける仕様。
直下付けの穴に付けると
当りの位置が合わなく
ディレーラーが後ろに向いてしまう。
何とか特注の金物を作ってもらい
クリア!と思いきや今度は
フロントのバンドも径が違い入らない!
シートパイプは28.6mmが普通だが、
このジュビリーは28mm仕様。
どうにかジュビリーのバンドの内径を
削ってもらい装着。    

トラブル その2
マファックのブレーキレバーが
日本人の手に合わない。
どうやら古いマファックのレバーは
ハンドルから離れ過ぎている為、
ブレーキに指が届き辛い。
(フランス人は指がながいのかなぁ?)
とにかくなんとかせねば。
すぐに革のパーツ作りに。
この小さな食パンの様な革部品が問題を解決に。
レバーの上にはめ込み
レバーがMAXまで開かない様にする
詰物なのです。
これによって僕のふと短い指でも
簡単に握れるようになりました。
ドーナツ型のパッキンも色々な種類を作り
これから各部に装着していきます。     

組み上がり
泥除けやライトの装着も完了して
ようやく引き渡して戴きました。
これから最後の仕上げ
レザーのハンドルバーテープの
巻き付け作業です。
この色は目が行く所なので
色目の選択が自転車の仕上がりに
左右する重要なポイントです。
「うーん。無難に黒かこげ茶で仕上げるか?
いや全然違う色目で外すべきか?」
さまざまな端切れを合わせてみては考え
・・・最後にはサドルと同じ色目に落ち着き
ました。(結局普通じゃん!!!)
ハンドルが無難になったので
ペダルのトゥーストラップはすこしポイントに赤色にしました。   

トラブル その3
ポンプを装着して完成なのですが
いざ装着するとディレーラーのバンドに
干渉して収まりが悪い。
出来るだけポンプとシートチューブが
平行になる様にポンプペグを短めにして
頂いたのだが、ほんの少し当たる。
そこでまたお得意の革パーツ。
これで収まりも良く安定しました。

コンポーネントの紹介
計画から7カ月程かかりましたが
満足のいく自転車が出来上がりました。

ほぼほぼ主要部品は30〜40年ぐらい前の
フランス製です。
仕上がって分かったことですが
おフランスの部品は非常に厄介。
日本や他の国との規格が合わないし
ほしい部品も手に入らない。
(A氏の助言がないと
もう1台自転車が作れるほどの
不要部品の山が出来ていたかも。笑)
また同時代のカンパに比べると
性能も悪い。
それなのに何故におフランスのパーツが
人を魅了し続けるのか?
理由はそれぞれでしょう。
デザイン性、希少性、
スタイルへのこだわりなども有り
ますが、何よりペダル付き自転車を
世界で初めて発明した国
という職人の意地と長い歴史が
宿っているからでしょうか?

A氏に大変貴重な部品を譲って戴き
大変感謝をしております。
足りないものは夜な夜なオークションを閲覧し
震える手でポチっとして揃えました。笑

Cherubim component
フレーム:ケルビム クロモリ 80's (日)
ヘッドセット:ストロングライト(仏)
ステム:コンペ(日)
ハンドル:フィリップ プロフェッショナル(仏)
Fディレーラー:ユーレー ジュビリー(仏)
Rディレーラー:ユーレー ジュビリー(仏)
クランク:TA 44*28(仏)
BB:TA(仏)
ペダル:リオター(仏)
ブレーキ:マファック 2000(仏)
ブレーキレバー:マファック(仏)
FRリム:スーパーチャンピオン MIXTE(仏)
FRハブ:ノルマンディー コンペディション(仏)
タイヤ:パナソニック ツアラー ブラウン700×23(日)
サドル:イデアル90(仏)
シートピラー:サンプレックス(仏)
ポンプ:アドホック カンパアダプター(仏)
ダイナモライト:ジョス TIPE B(仏)
Fバッテリーライト:キムラ タンケンライト(日)
Rテールライト:キムラ(日)
泥除け:本所(日)
キャリア:オーダー品(日)
ボトル:テハマナ カンティーンカバー(日)
バーテープ:テハマナ(日)
トゥーストラップ:テハマナ(日)
各部革パッキン:テハマナ(日)

2017.03.13

▼ ケルビムスポルティーフのレストア その3。

その後長らく経ちましたが
やっとフロントキャリア、ダイナモライト
リアライトの取り付け金具が完成した
と言う連絡を受け工房へ。

綺麗な仕上がりに大満足。
レアな部品を使おうとすると
色々な加工が必要となってしまうんですねぇ〜
これから部品のメッキと
フレーム塗装をやって頂きます。
今春には間に合いそうです。

2016.11.17

▼ ケルビムスポルティーフのレストア その2。

   ケルビムスポルティーフのレストアのお話の続きです。
   先日自転車屋さんに頂いたガラクタにしか見えない段ボールの中身。

   まず手始めは写真右端の革サドルから。
   (なんといっても、革職人ですから。笑)

   この黒いワックスがゴテゴテの
   何色だったのか分からないサドル、”イデアル90”。
   かすかに端から茶色が見えるような、見えないような。
   これは磨き甲斐がありそう。嬉!!

   まずはリベットに年月分たっぷりとついた緑青を
   丸ギリで少しずつ落とし、丁寧に研磨剤で磨きます。
   次に革全体を水で濡らして
   サドルソープをスポンジで塗り込んでいきます。
   どす黒い泡がどんどん出てきているでしょ。
   これを油が落ちるまで繰り返し行います。    


   表面の凹凸が無くなれば、半日待って乾かします。
   乾くと色が薄くなり、やはり、ほらっ!!
   茶色の革が出てきました!!

   そして乾かした後は艶が全く無くなります。
   この上からトコノールという、艶を出す液体を薄く馴染ませ
   布やヘチマで磨きます。
   大分艶が出てきたでしょ。  

   この後仕上げにテハマナ特製蜜蝋クリームを塗ると・・・
   どうですこの艶!!感激っ!

   レストアはまだまだ続きます。
   お好きな方のみ、お付き合いください。笑      

2016.09.13

▼ ケルビムスポルティーフのレストア。

   早く遠い距離を走るには快適だが、
   荷物を極力少なくしようとするがため、
   行く先で思わぬお土産を発見しても
   重さが気になってついつい敬遠してしまうのが
   ロードバイクのちょっとした難点。
   
   お買い物したり、カフェによってお茶を楽しんだり
   もっとゆったり気ままにポタリングを楽しむ自転車が
   欲しいなぁと思っていた矢先、

   「サイズぴったりのスポルティーフのフレームがあるよ!」

   いつもお世話になっている自転車屋さんから連絡が入った。
   飛んで見に行くと少し傷んではいるがまだまだ走れそうな
   CHERUBIM(ケルビム)があった。
   TOEIやALPSなどと並び、日本を代表する自転車だ。

   早速フレームを譲って頂く交渉をし、
   レストアのスタート!!

   フレームの色もこれから塗り替えます。
    「革職人と言ったらこの色! 」
   と言う色にしようと思います。
     (また、後日出来上がりをご報告しますね。)

   なにせ30年以上古いフレーム。
   スポルティーフと言えばおフランスなので
   極力、パーツはフランスのビンテージ部品で揃えたい!!!
   お金を出せばデットストックの部品もあるのだけれど
   それで簡単に組んでは面白くない。

   中古の部品を自分の手で再生することが
   レストアの醍醐味なのです。 ( 自己満足ですって?笑 )

   自転車屋さんに相談し、倉庫にある使えそうなパーツを
   段ボールに詰めて頂いてきました。

   この数々、ガラクタにしか見えないでしょ。
   いえいえ!!これは、マニアが見れば
   よだれの出るビンテージパーツばかり。

   これを夜な夜な錆を落とし
   ピカピカになるまで磨き上げるのです。
   一番楽しいひと時・・・。
   一体どうなる事やらお楽しみに!!

2016.09.08

▼ 荒島岳。

   テハマナのスタッフAちゃん。
   趣味で山登りを始めて約5年。
   ・・・とは言え、途中、遠ざかっていた時期もある。
   本人曰く、『 最近ようやく山に慣れてきた。 』
   そうだ (笑)。

   今回向かったのは
   福井県で唯一の日本百名山
   古くから信仰の山と崇められている
   荒島岳(あらしまだけ)。別名『大野富士』

   700mを越えると登山道はブナの原生林が生い茂る
   樹林帯となる。
   標高は1523mと低いけれど
   思っていた以上に急登でとてもきついそう。
   山萩にしばし癒されつつ山道を進む。
   

   山のお供には・・・
   コンパクトでアウトドアにもってこいなポケットウォレット。
   好きなフレーバーのお茶を入れたカンティーンのボトル。
   ガスの缶にもレザーのカバーをつけて。    

   山頂は360度展望が良く
   北アルプスの峰々から山々を一望でき
   越前大野の平野部と田園風景もあわせて
   とても美しい。
   自然とふれあい心が癒され、
   Aちゃん、リフレッシュ出来た様子です。

   この荒島岳、下山も大変過酷な山だそう。
   Aちゃんは、笑い続けるひざと戦い
   のぼりと同じ時間をかけて下山してきたそうです。
   チャレンジされる方は、どうぞお気をつけくださいませ(笑)。

2016.06.30

▼ 植木鉢。

   グリーンが好きで購入するものの
   なかなか植木鉢のカバーが決まらず・・・
   我が家でよくあることです。
   
   そこで今日は、植木鉢カバーを作っています。
   もちろん素材は革です。
   トコ革を使用します。

    大枠ができました。
   ただ、トコ革のままでは水分に弱く
   直植えもできません。
   そこで、パラフィン加工を施します。
   熱々パラフィンに漬け込むと
   革は濡れ色になり、すぐに固まります。

   パラフィン加工することで、
   硬さも増し耐水性抜群となり
   直植えが可能になります。

   before・・・

   after
   ずいぶん雰囲気が変わりました。
   
   底に穴を開けているので
   鉢カバーとして使用するときには
   ジャムの蓋などを入れて使用しています。

   植木鉢カバー、来週からのギャラリーにも並びます。

   7月OPEN日程
   7月4日(月)〜7月10日(日)

   Teha'amana 
    ADD  〒586-0094
ADD      大阪府河内長野市小山田町2528-18
ADD      ( 南海バス:小山田バス停前 )
    TEL   0721-52-3822 
    OPEN  11:00-18:00 

    ※駐車スペースは建物向かって右に5台分。

    皆様とお会いできる事、楽しみにしています。   

2016.04.05

▼ 蜂仕事。

   桜が咲く頃になるとはじまる”蜂仕事”。
   4月半ばからはじまる分蜂に向けての
   準備を行います。

   冬の間に逃げてしまった群や
   スムシにやられてしまった群の
   巣箱をお掃除し、
   ※スムシとはミツバチの巣箱に住み着き
     巣箱をあらすミツバチの天敵である
     蛾の幼虫です。

   次にご入居いただくミツバチたちのために
   お部屋をピカピカにしておくのです。

    巣箱を分解し、
   ついているミツバチの巣のかけらを
   へらで取り除いたら、
   火であぶり、細かなカスを取り除きます。

   キレイになったら再度組み立てて完成。
   さて、今年は何群のみつばちさんが
   ご入居してくれるかな??

   また、ご報告します!
2016.04.04


 家具仕事。
 
   今日は、テハマナの工房の近くに
   家具工房を構えている
   Royal Systemさんのお手伝い。

   英国スタイルのバーカウンターの一部を
   革で巻くという大掛かりな作業。

   長い長いバーカウンター。
   贅沢に革を使用します。   


   見える部分と見えない部分、
   革の厚みを少しずつ調整してからの
   張り込み作業。
   とても地味な作業ですが、とても大切。

   革の厚みの調節をするのとしないのとでは
   仕上がりが大きく変わります。
   サイドは綺麗なカーブを描くよう
   丁寧に菊寄せして完成。

   4〜5時間の作業となりました。

   遠いいつの日か、おじいちゃんになった頃。
   このカウンターに座って
   今日のことでも思い出しながら
   美味しいお酒が飲みたいものです。

     

2016.03.04


 海外へ。
 
   今日は朝からミシンフル稼働。
   次々と出来上がってくるのはPUTEレザー。
   →PUTE LEATHER TOTE

   こちらは、その他の商品と共に
   台湾へ出発します。

   ここ数年海外への出荷が増えています。
   ニューヨーク、台湾、韓国、中国。
   とても素敵なセレクトショップで
   お取り扱いいただいています。
   
   少なくなりつつある
   日本の職人さんを大切にしたい・・・
   そんな思いで日本製に
   こだわった生産を続けている
   私たちにとって
   海外の方にテハマナの商品を
   紹介していただけることは
   なんだかとても誇らしく
   格別な思いです。

   メイドインジャパンの素晴らしさを
   もっともっと世界にお届けできるよう
   頑張ります。

2016.03.02

 経年変化 MAHA L。
 
   革の経年変化のお話です。
   男女問わず人気のMAHA TOTE L。
   →MAHA TOTE L

   写真左について。
   左のバッグはMAHAの新品。
   右はスタッフが2年半使用した
   同じカラー、同じサイズのもの。
   
   濃いブラウンは日に焼け少し明るくなり
   革はしっとりとしたツヤが出て柔らかくなり、
   持つと体にいい具合に馴染んでいます。
   
   このように、時間の経過と共に
   どんどん育っていくのが革の醍醐味。
   使う人によって、ぐんと雰囲気が変わるのも
   革の面白さの1つです。

   この2年半もののバッグ
   次回のギャラリーオープン時に展示します。
   ご興味があればご覧ください。

    3月28日(月)〜4月3日(日)

   皆様のお越しを心よりお待ちしております。


Teha'amana 

    ADD  〒586-0094
          大阪府河内長野市小山田町2528-18
          ( 南海バス:小山田バス停前 )
    TEL   0721-52-3822 
    OPEN  11:00-18:00 

   ※現在、沢山のご注文をいただいております。
     在庫の無い商品に関しましては
     1ヶ月以上先の納期になることも多々あります。
     その点、あらかじめご了承の上、ご注文お願い致します。
     各商品の詳しい納期の件など
     その他ご不明な点は、遠慮なくお問い合わせください。
2016.01.27

 ありがとうございます。
 
   1月のギャラリーが終了しました。
   とても寒かったこの一週間。
   風雪や冷たい雨の降る中、
   工房まで足を運んでいただき
   ありがとうございました。

   テハマナのギャラリーには
   ネットショップでは取り扱いのない商品も
   たくさん並んでいます。
   自家製の日本蜜蜂の蜂蜜や蜜蝋、
   その蜜蝋で作ったハンドクリーム
   スタッフエプロン。そして、、、
   時計のベルトやアンティーク時計。    

   特にアンティーク時計は
   スタッフも狙っております(笑)
   時計のお話は、また次の機会に、、、。

   2月のギャラリーOPEN日程は以下です。

    2月  15日(月)〜21日(日)

   皆様のお越しを心よりお待ちしております。


Teha'amana 

    ADD  〒586-0094
          大阪府河内長野市小山田町2528-18
          ( 南海バス:小山田バス停前 )
    TEL   0721-52-3822 
    OPEN  11:00-18:00 

   ※現在、沢山のご注文をいただいております。
     在庫の無い商品に関しましては
     1ヶ月以上先の納期になることも多々あります。
     その点、あらかじめご了承の上、ご注文お願い致します。
     各商品の詳しい納期の件など
     その他ご不明な点は、遠慮なくお問い合わせください。
2016.01.26

 saredo coffeeさん別注エプロン。
 
   今日は福岡のカフェ、saredo coffeeさん
   別注のエプロンを製作。
   →saredo coffeeさんHP

   生デニムを使用し、肩紐とポケットに
   グリーンの革を使用したこのエプロン。
   しばらく、洗濯などでの
   色落ちの心配が絶えませんが
   その分、生デニムのジーンズのように
   馴染んだ時の風合いは格別!!

   スタッフが愛用して育てたエプロンは
   色んな味(?)が出てすっかり別物(笑)!
   とても同じデニムとは思えません。

   今回、このスタッフ着用のエプロンを見て
   別注の依頼を頂きました。
   
   福岡のsaredo coffeeさんの店頭に並んでいます。    
   お近くにお住まいの方、是非お勧めです。

   尚、テハマナの販売分は
   1月のギャラリーのオープン時に
   完売してしまいましたが
   他の生地のエプロンもございます。
   気になられる方は是非
   2月のギャラリーオープン時に
   お手に取ってみてください。
2015.9.02

▼ 秋の予感。

朝晩がぐんと涼しくなってきました。
最近の工房付近、
木には青いイガをまとった 若々しい栗が鈴なりに実っていたり
雨にぬれた地面には、どんぐりがあちらこちらに落ちていたり
日に日に秋めいてきています。

今年は秋が少しだけ長いのかな?
そんな期待に胸を膨らませる今日この頃です。

秋めいてきたと同時に、レザーアイテムの御注文を
沢山いただくようになりました。

今日は全員総出でレザーメッシュトートを作っています。
→レザーメッシュトート

ベルトのループを作るものもいれば
ハンドルにステッチを入れるものもおり、
二人かかりで金物を打ち込めば
バッグのボーディーとなる部分の
型出しをするものもいる。

写真に写っているのは今回作ったほんの一部。
まだまだ沢山製作中です。

ご注文頂いた皆様、もうしばらくお待ちくださいね。
秋になる前に必ずやお届けいたします!!
2015.9.02

▼ ミシン。

繁忙期前。
相棒である、ミシンたちのメンテナンスを。
テハマナでは手縫いをメインに製作しますが、
商品の雰囲気に合わせてミシンでの製作もしております。

ミシンについているモーターの寿命は突如としてやってきます。
ある日、一台のミシンのサーボモーターが突然ストップ。

仕方がないのでうちミシンたちの主治医である
大本ミシンさんに来てもらい
新型サーボモーターに交換することに。
ついでに繁忙期前のメンテナンスもしていただきました。

油を差し、糸ぼこりなどブラシで取り除き
綺麗に拭き上げる。

大本さんは、作業をしながら、昔のミシンの話や
職人さんたちの話、色々なミシンの癖などについて話してくれます。
ミシンの生き字引のような方のお話はとっても興味深いもの。
ミシンが壊れるのは困るけれど、メンテナンスの時間は楽しい時間。

さぁ。リフレッシュして綺麗になった相棒たち
また頑張って仕事してね〜。

2015.8.26

▼ saredo coffee。

サレドコーヒーの権藤さんが焙煎したての美味しい豆を持って、
福岡からテハマナの工房に遊びに来てくれました。

今回、わがままを言って
淹れ方まで教えていただきました。

『これでないとと言う道具はありません。
家庭にあるものを使って淹れていただいたらいいのです。』

なんとも、優しいお言葉。
豆の特徴を引き出す美味しい淹れ方を
ポイントをおさえて教えていただきました。

権藤さんに淹れて頂いた後、西本もチャレンジ!!
同じ豆なのに味が全然違う(笑)。すっぱーい!!

試飲後、なぜ、こういう味になったのかも
丁寧に解説していただきました。
権藤さん、質問攻めにしてごめんなさい。
いろいろとありがとうございました〜。
2015.8.05


▼ プルーンの収穫。

今年も、テハマナのプルーンの木が収穫の時期を迎えました。
肥料をやるわけでもなく、選定をするわけでもなく、
完全にほったらかし(笑)で毎年実をつけてくれる元気な木。
もちろん完全無農薬です。

今日は朝から暑い中スタッフみんなで収穫。
プルーンの木がテハマナの
日本みつばちの巣箱の近くにあるので
完全防備での収穫です。暑い!!

沢山採れた実はきれいに洗います。
収穫した実の半分は天日干しでドライフルーツにします。

この暑さ、あっという間に乾きます。
砂糖も足さず果実そのものの凝縮した甘さ
とっても美味しいんです!
残りの半分はジャムにします。
去年はうっかり焦がしたジャムも今年は成功〜(笑)!!
ジャムからカキ氷用のペーストシロップを作って、おやつ。

自然の恵み、余すことなく満喫中。
2015.7.16

▼ TABLEからのお知らせ。

テハマナの食卓をテーマに工房でのおやつや
里山で採れる野菜や果物を使ったパンなどを紹介している”TABLE”ですが
このたびテハマナのBlog ( 今開いていただいているページです ) と合体いたしました。
今後は、Blogのカテゴリーの中(右上)の " テハマナの食卓 " というタグを
開いていただければ見ていただけます。

お引越しのご報告をせず、うっかりトップページから
”TABLE”のタグを取ってしまったことで
お客様に 『TABLEのタグがない』 という旨のご心配のメールを頂きました。
ご報告が前後した事、申し訳けございませんでした。
同時に、温かな励ましのお言葉、ありがとうございます。

パソコンと向き合うよりも、今しかない
小さな息子との時間を精一杯楽しもうと開き直り、
なかなかブログも以前ほど更新できておらずのここ2年。
きっと見ている方もいらっしゃらないわね・・・
ブログのお引越しのご報告なんて大げさだわ・・・
なんて思いながら、ご報告なしで”TABLE”の
お引越し作業をしておりました。
無作法をどうぞお許しください。

今後は、テハマナのBlogの中の隠れページとして
楽しんでいただけると嬉しいです。
ゆっくりのペースですが、更新していきます!!

革あり、ミツバチあり、桃あり、パンあり、スイーツあり。
いつか、『テハマナさんってどんな工房なの??』
と聞かれたこともあります(笑)。

革の小物などを作るときに、麻紐にミツバチの巣が原料である蜜蝋を使います。
ミツバチたちが里山の果樹を受粉させ、実が実ります。
収穫した果実や蜂蜜を使って酵母を起こしパンを焼きます。
家族同様のスタッフには体に優しいものを食べてほしいという思いから
糖分油分を控えたパンやおやつを作っています。
全てバラバラのようで自然につながっているのが私たちテハマナの姿です。
そんなありのままの私たちの姿をblogですべて紹介できればと思い
” TABLE ” も ” テハマナの食卓 ”としてコチラにお引越ししました。

皆様、これからも、温かく見守っていただければと思います。
どうぞよろしくおねがいします。

長文お付き合い頂きありがとうございました。
2015.6.26

▼ レクリエーション。

今日は 朝から 、スタッフみんなでワイワイと、何やらやっております。
夏の恒例(?)、ユニフォーム ( テハT ) つくりです。
スタッフそれぞれ、思い思いのTシャツを持参し、
共通のロゴをシルクスクリーンでプリントします。

今年のロゴは ” BEE KEEPER ”(笑)。
養蜂事業部のロゴに決定です。
西本は、ちゃっかり、養蜂活動に使用する白いつなぎにも
プリントしています。
今年の夏は、テハマナ全員このテハTで頑張ります!!
さぁ!!午前中はTシャツつくりを思う存分楽しんだし、
午後からは商品の製作、企画、頑張りまーす(笑)!
2015.5.21


▼ 経年変化 MAUNA 2way Rucksack 。

今日は先日再入荷して珍しくカラーが揃っているMAUNAのリュックのお話。
MAUNA 2way Rucksack
このリュックはスタッフ全員が持ってる人気者です。
上左の写真はカラーキャメルの新品。
真ん中の写真はスタッフが3年程、毎日のように使用していい味になっているモノです。
色が少しあせた感じがとても雰囲気があり
キャンバス自体も少し柔らかく体に添うようになっています。
使用する人の性格を物語るようで、経年変化は面白いですね。
ちなみにこのリュック、上右の写真のようにトートとしても使用できます。


アウトドアに、通勤に、ママバックとしても使い勝手の良いこのリュックサック
男女兼用なので、我が家では共用で使用しています。
やはりリュックは使い出すと手放せません。( 私は2カラー持っています(笑) )

なかなかカラーが揃う機会が少ない為、このたびご紹介させていただきました。
ご検討中の皆様は、是非この機会に。
2015.04.28

▼ frescoさんへお勉強会。

fresco(フレスコ)さんで職人体験。
フレスコさんは大阪府和泉市にあるガラススタジオ。
テハマナの代表西本とフレスコさんのオーナーである辻野さんは日本ミツバチ仲間。
ならば、職人同士学び合おうということに。
テハマナのスタッフがガラス職人の仕事を学ばせていただきました。
今日は吹きガラス体験。
まずは、オーナー辻野さんによるデモンストレーション。
(めったにされないそうですが(笑))
あっという間に出来上がります。が、いざテハマナスタッフとなると、
熱いガラスと時間との戦い。やっぱり思うようになりません。
フレスコさんの職人さんたちが助けてくれます。

楽しいひとときでした。
フレスコスタッフの皆様、遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
後日出来上がった作品は、とても美しいもの。
自分で作った作品は、とても愛着のあるものになりました。
こういう気持ち、大切にしたいものです。
次回は、フレスコスタッフの皆さんが、テハマナへ職人体験へいらっしゃいます。
フレスコさんでは一般の方への吹きガラス体験もされているそうです。
詳しくは→http://www.studio-fresco.com/school.html

2015.04.10

▼ テハマナ養蜂部 継ぎ箱。

   4月上旬桜が咲く頃。
   この時期はミツバチが巣を一気に伸ばします。
   蜜の貯蔵庫の為、また巣別れに向けて子供の部屋も相当数必要となる為だ。
   養蜂部では、ミツバチたちが巣を伸ばす様子を見て
   伸びた巣箱から順番に継ぎ箱をする作業を行います。

   『最初から巣箱を大きくしておけばいいんじゃない?』と疑問に思う方もいるかもしれませんが
   冬越しの時期は巣を伸ばさない為、自分たちが発する熱で
   巣箱の温度を30度まで温めているミツバチにとって大きなお家では
   余分な空間が出来てしまいミツバチたちの負担が増えてしまうのです。

   

   この日は良く晴れていてミツバチたちも機嫌が良かったので
   スタッフ総出で継ぎ箱をしました。(女子たちも手伝ってくれます。)

   巣箱をいじるとミツバチたちが怒り出すので
   面布と手袋を着用し万全の体制です。
   ミツバチさん。今年もおいしい蜂蜜を分けちょうだいね〜!!


2015.04.06
▼ テハマナ養蜂部 活動中。

   左からキンリョウヘン、ミスマフェット、デボニアナム。
   テハマナ養蜂部の蘭コレクションの一片です(笑)。
   以前にも書きましたが、この蘭はミツバチ誘引蘭と言われ
   女王蜂の出すホルモンの香りと良く似た香りがする蘭。
   まもなくはじまる日本蜜蜂の分蜂に備え開花時期を調節しています。
   もうすぐ分蜂頑張って捕まえるぞ〜   

   こちらは今季新しく導入するカ式巣箱。
   巣枠式巣箱は色々試しましたが、
   巣枠に沿って巣を伸ばしてくれないという状況が続き
   断念しかかっていたところに
   ミツバチ仲間のYさんに教えて頂いた新しい規格の巣箱です。
   この巣箱は巣枠の天枠が三角になっている所がミソ。
   ミツバチは必ずこの三角に沿って巣を伸ばしてくれるそうです。
   (ほんとかなぁ・・・笑)
   それから、巣枠が小さいので蜜層の枠を後ろに移動させる事によって
   蜜層と育児層の巣枠に分離させることが可能なようです。
   蜜がいっぱいになれば少しづつ拝借するのを
   基本としている巣箱です。
   さぁ、いよいよ分蜂が待ち遠しいです!!
2015.04.03

▼ お花見。

昨日のお昼御飯はお花見がてら近くの公園で。
快晴の空に満開の桜。
とてもキレイで癒されます。
しばらく雨続きになりそうなのが
とってももったいない。
この儚さも桜の魅力のひとつですね。
2015.04.02

▼ 山里のめぐみ。

お昼休み。
スタッフがカゴと水筒を片手にいそいそと出かけていきます。
目的地は工房から5分と離れていない田んぼの土手。
この季節、毎年つくし採りが日課です。

今日も沢山採ったようです。
このスタッフがテハマナに面接に来たのも春。
面接後、田舎のバスの長い待ち時間にも、
つくしを採って帰ったとか(笑)。
私には面倒に思えるハカマ取りも、また楽しみと言います。
春になると、スタッフみんな楽しそうです。
2015.03.23

▼ 新しい包丁。

スタッフが包丁を一本新調しました。
新しい包丁は手の大きさに合うように、
柄の長さを 削って調整します。
木の柄のまま使用すると手に豆ができてしまうので
テハマナでは端革を巻いて使用しています。

革には、テハマナの焼印もいれて。
愛着のある一本になったようです。
道具は職人にとって大切な相方。
この包丁の刃がなくなるころの
スタッフの姿が楽しみです。
頑張りましょうね。
2015.03.17

▼ お財布のリペア。

工房にお客様のもとで5年成長したお財布が届きました。
みれば、良く使っていただいていたようで、
革はこすれ白くなり、サイドのステッチや
開閉に使うホックの付け根のステッチも切れています。

さあ、リペアをはじめます。まずはステッチを解く作業から。
丁寧に古い糸を取り除きます。
ホック付け根をステッチしなおすついでに、古くなったホック自体も
バネが弱ってきていたので新しいものに付け替えます。
革に傷をつけないように丁寧に丁寧に。

さて、縫い直しの始まりです。蜜蝋をつけた蝋引きの紐で一針一針。
糸 とパーツが新しくなるだけでもずいぶん雰囲気が変わります。
仕上げは、ミンクオイル。
カサカサになった革に程よく油分を入れ込みます。

中央写真がオイルを塗る前、右が塗った後。
革のカサつきがなくなり、シットリと落ち着きました。
革は天然のものなので、定期的なお手入れは肝心です。
やりすぎるのも良くないので、そこが少しだけ難しいところです。
リペアが終わりました。左写真がリペア前。中央と右がリペア後です。
成長した革の雰囲気は残し、キレイにリペアが完成しました。
”モノを大切に丁寧に暮らす”
それはテハマナのポリシーです。
お客様にも古くなってきたものをリペアしてまで大切に使っていただけて、
とてもうれしい限りです。
少しずつ、そういう暮らしの輪が広がっていますね。
2015.03.16
▼ 見学。

   工房の近くに古くからすだれを作っている
   老舗の製簾所があります。
   そこで作られる簾は、
   住吉大社や伊勢神宮、明治神宮、熱田神宮など、
   名だたる神事で使用されます。
   日本の伝統文化に触れるべく、
   見学に行かせて頂きました。    
   目の覚めるような朱色の糸。
   高貴で魔除けとも言われる黄色の竹。
   天に昇る龍のうろこのような模様。
   日本の伝統文化とも言える作品は
   とても美しく繊細なものでした。
   まだまだ手作業で行う工程も沢山あり
   職人さん方の手馴れた作業風景は気持ちの良いもの。
   まだまだ、足元にも及ばないテハマナスタッフ一同ですが
   職人魂、お勉強させていただきました。
   製簾所の皆様、お忙しい中
   お時間いただきまして有難うございました。
2015.02.26
▼ i phone 6。

   最新のものにもっぱら疎い私たちですが、
   めずらしく全員揃って i phone 6 になりました。
   早速西本が試作でケースを作ると
   スタッフたちも次々に。
   
   ミシン縫いにしたり、手縫いにしたり。
   パーツに入れる刻印もそれぞれ。
   満足そうに開けたり閉めたり。
   
   自分の身の回りのものや趣味にまつわるものを
   工夫をしながら作ることが一番の上達の早道。
   次は、自分で型紙をおこすことから
   はじめましょうね(笑)。
2015.02.23
▼ コピルアック。

   西本の友人がインドネシアのバリ島でコーヒー農園を営んでいる。
   その友人から世界で最も高価なコーヒーと言われている
   コピルアックを頂いた。

   コピルアックは稀少価値がきわめて高いことが
   最も高価なコーヒーと言われる最大の理由。
   その豆が採取される過程はというと
   コーヒーノキの熟した果実を、野生のジャコウネコが餌とし
   種子にあたるコーヒー豆は消化されずに排泄される。
   その糞を現地の方が探し、中からコーヒー豆を取り出して
   きれいに洗浄しよく乾燥させるという
   とても手間のかかるもの。

   ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや
   腸内細菌による発酵によって、
   コーヒーに独特の香味が加わり独特の複雑な香味を持つ。
   今回、香りが飛ばないように浅煎りで焙煎してもらった。
   (Kさんありがとうございます!)

   淹れ方がとても難しいけれど上手くいくと
   なんともいえない素晴らしい香り!!
   生豆でもフルーティーな甘い香りがするけれど
   コーヒーになると、香ばしさの中に
   上品な香水のような微かな香り。

   コピルアックは稀少価値がきわめて高いことが
   世界一高価なコーヒーと言われる理由であり、
   必ずしもコーヒー豆としての品質や味が
   最も優れているというわけではないそうですが(笑)、

   『わかる?この香り!鼻に抜けるいい香り! 』
   『わかりますわかります〜!』
   なーんて言い合いながら
   ”最高級コーヒー”と言う名に心地よく踊らされ(笑)
   スタッフ一同コーヒータイムを楽しんでいます。
2015.02.04
▼ 節分。

   「福は内、鬼は外」。
   昨日はテハマナの工房でも福豆を撒きました。

   豆を数えながら子供の頃を思い出し
   『ずいぶん年をとったなぁ(笑)』なんて言いながら
   年齢の数だけそれぞれに豆を食べ、スタッフ全員で厄除け。

   寒さはこの日がピークと言われる節分の日。
   立春の今日、工房付近は空気は冷たいものの
   日差しは温かく春めいています。

   新しいバッグや財布、小物類等、、、
   欲しくなる季節は皆さん同じのようで
   最近、商品の注文も多くいただいています。
   (ご注文いただいた皆様、ありがとうございます。)
   
   春はもうそこまで来ています。
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