2019.06.27

西本の息子のランドセルが無事に完成しました。
使用したのはマットなダークブラウンの革。
西本が愛用しているスクエアトートとお揃いの革。
父はトート、息子はランドセル。
ちょっとしたお揃いというわけです。
.
フラップに使用したかったピンクゴールドの銅リベットに合わせて
縫い糸も赤みのあるブラウンに。
中のポケットにつくファスナーは
子供が開けやすいようにと
小さな革の引き手をつけました。
.
懸念していた重さも1388gと、総本革を使用した割には
軽いものとなり、ひと安心。息子も大喜びでした。

今回、初めてランドセル作りに挑んだのですが、
使用する芯材や、縫い方、革の終い方などなど。
やっぱり初めてのことはとても勉強になることばかりですね
なかば悪戦苦闘もしましたがチャレンジしてみてよかったなと思っています。
見る人見る人、『完全にランドセルやん!』と言います。笑
さあ、次は秋の新商品の企画を進めていきます!
2019.06.25

先日、お伝えしたランドセル作りのその後です。
夜な夜な作業を進めておりますが、型紙の数がどんどん増えています。
パーツの多さが、普通のバッグとランドセルとの大きな違い。
その分、革や芯材の重なり合う部分の分厚いことといったら。
難関になるだろうと予想していたマチとボディを縫い合わせる作業。

特にカーブした箇所はテハマナで使用しているミシンでは
角度的にも上手く回らず、悪戦苦闘。
なんとか難関を突破してだんだんとカタチになってきました。
.完成まであとわずかです!

2019.06.20

代表西本。夜な夜な工房に残り何か作っています。
何か分かりますか?正解はランドセルです。
西本の息子は、来年小学生になるのです。
.
全て本革、全て手作業。ただ今、夜な夜なランドセル作りに挑んでいます
『ちゃんとしたランドセルになるのか??』
『それはそれは重いものになるのじゃないか??』
スタッフは半ば疑いの目。笑

.西本の、息子のために、、、という"親心"を
温かく見守っていただけたらと思います。笑
また、進捗をご報告しますね。

2019.06.18

 豆鉋。
 
行きつけの道具屋さんへ豆鉋を買い行くと
職人が減ってしまい、今は取り扱いをしていないと言われびっくり。
豆鉋はその名の通り、手のひらにのるほど小さな鉋。
革のコバに丸みを帯びさせるために、なくてはならない道具なのです。
簡単には引き下がることができないため、刃物を別注しているしている取引先に聞くと
刃の部分は作れるけれど、台打ちという木の部分を作る職人さんが高齢になり、
納期がいつになるかわからないとのこと。

というわけで、なくてはならない豆鉋を自分たちで作ることに。
持ち合わせていた20mmの刃と20年前に購入していたアフリカのブビンガという、堅く赤い木を
ノミとボール盤でくり抜き、刃に合うように少しずつ加工していきます。

出来上がった豆鉋。職人さんのそれには足元にも及びませんが
愛着のある道具がまた一つ増えました。

しかしながら、日本の貴重な職人さんが減っていくのはとても残念なことですね。

2018.05.07

▼ 春の日課

毎年豊作の、テハマナの山のタケノコが
今年は、ほとんど出なかったので
工房の敷地内に出てくる
タケノコを今年は楽しんでいます。
スタッフは、毎朝、
フサフサの頭だけ
顔を出すタケノコを
見つけては、
本日、美味しく頂く分だけを堀り、
その場で外皮をむき
すぐに圧力鍋で数分茹で
お昼までそのまま置いておきます。

この作業、あまりに毎日の日課になっており、
新人さんの業務のひとつのようになっています。笑
そのおかげで、テハマナのランチの時間には
茹でたてほかほかのタケノコの刺身が並びます。

もうそろそろ、タケノコも終わりかな。

2018.04.23

▼ 新しいスタッフのご紹介

昨年の3月に1人、10月に1人、
そして今年の4月に新卒の社員が1人
テハマナに、3名のスタッフが入社しました。
昨年3月に入社したいつも明るいSちゃんは
あっという間に1年が経ち
ピカピカだったエプロンは
ベテラン並みの汚れ具合。笑
入社当初から、「こわい〜こわい〜!!」と言いながらも
持ち前の器用さで、リズム良く工業用ミシンを踏み、
半年後には自分のバッグを作ったり、
携帯ケース、ペンケースなどなど、
身の回りの物を好きに作り上げるまでになり、
今では、テハマナにはなくてはならない職人さんです。
10月に入社したMちゃんは
もの作りが好き、仕事が楽しいと言ってくれるだけあり
「これをつくってみたいから教えて欲しい」
と、手を挙げてくれるので、
作れる商品が日に日に増え。
今では新作の1型はMちゃんの担当です。
最近では材料の一枚革を見ただけで
バッグになった状態の善し悪しが
分かるようなったとか、ならないとか。笑
自分のポーチに、旦那様の名刺入れ、
中学に入学したての息子のベルトを作ったり。
こちらも楽しそうです。
そして、今年。テハマナ初めての
新卒採用となったOちゃん。
大学卒業前からアルバイトに
来てくれていましたが、正式採用の4月、
ささやかにささやかに、入社式をしました。

革包丁をはじめて1人で研いだときには
西本が心配して様子を見に行くほど
時間がかかり、笑
その甲斐あり、出来上がった包丁は
顔が映りそうなくらいに
ビシビシの研ぎ具合。
自作のパリッとした新しいエプロンがまぶしく、
若々しくフレッシュな雰囲気は
私たちまでも、すがすがしい気持ちに
させてくれます。

3人年齢も様々ですが、
楽しく仕事をしてくれている様子は、
見ていてとても心地の良いものです。
これからも少しずづスタッフの様子も
紹介していけたらと思います。
新しいスタッフ3名も、
どうぞよろしくお願いします。

2016.09.08

▼ 荒島岳。

   テハマナのスタッフAちゃん。
   趣味で山登りを始めて約5年。
   ・・・とは言え、途中、遠ざかっていた時期もある。
   本人曰く、『 最近ようやく山に慣れてきた。 』
   そうだ (笑)。

   今回向かったのは
   福井県で唯一の日本百名山
   古くから信仰の山と崇められている
   荒島岳(あらしまだけ)。別名『大野富士』

   700mを越えると登山道はブナの原生林が生い茂る
   樹林帯となる。
   標高は1523mと低いけれど
   思っていた以上に急登でとてもきついそう。
   山萩にしばし癒されつつ山道を進む。
   

   山のお供には・・・
   コンパクトでアウトドアにもってこいなポケットウォレット。
   好きなフレーバーのお茶を入れたカンティーンのボトル。
   ガスの缶にもレザーのカバーをつけて。    

   山頂は360度展望が良く
   北アルプスの峰々から山々を一望でき
   越前大野の平野部と田園風景もあわせて
   とても美しい。
   自然とふれあい心が癒され、
   Aちゃん、リフレッシュ出来た様子です。

   この荒島岳、下山も大変過酷な山だそう。
   Aちゃんは、笑い続けるひざと戦い
   のぼりと同じ時間をかけて下山してきたそうです。
   チャレンジされる方は、どうぞお気をつけくださいませ(笑)。

2016.06.30

▼ 植木鉢。

   グリーンが好きで購入するものの
   なかなか植木鉢のカバーが決まらず・・・
   我が家でよくあることです。
   
   そこで今日は、植木鉢カバーを作っています。
   もちろん素材は革です。
   トコ革を使用します。

    大枠ができました。
   ただ、トコ革のままでは水分に弱く
   直植えもできません。
   そこで、パラフィン加工を施します。
   熱々パラフィンに漬け込むと
   革は濡れ色になり、すぐに固まります。

   パラフィン加工することで、
   硬さも増し耐水性抜群となり
   直植えが可能になります。

   before・・・

   after
   ずいぶん雰囲気が変わりました。
   
   底に穴を開けているので
   鉢カバーとして使用するときには
   ジャムの蓋などを入れて使用しています。

   植木鉢カバー、来週からのギャラリーにも並びます。

   7月OPEN日程
   7月4日(月)〜7月10日(日)

   Teha'amana 
    ADD  〒586-0094
ADD      大阪府河内長野市小山田町2528-18
ADD      ( 南海バス:小山田バス停前 )
    TEL   0721-52-3822 
    OPEN  11:00-18:00 

    ※駐車スペースは建物向かって右に5台分。

    皆様とお会いできる事、楽しみにしています。   
2016.04.04


 家具仕事。
 
   今日は、テハマナの工房の近くに
   家具工房を構えている
   Royal Systemさんのお手伝い。

   英国スタイルのバーカウンターの一部を
   革で巻くという大掛かりな作業。

   長い長いバーカウンター。
   贅沢に革を使用します。   


   見える部分と見えない部分、
   革の厚みを少しずつ調整してからの
   張り込み作業。
   とても地味な作業ですが、とても大切。

   革の厚みの調節をするのとしないのとでは
   仕上がりが大きく変わります。
   サイドは綺麗なカーブを描くよう
   丁寧に菊寄せして完成。

   4〜5時間の作業となりました。

   遠いいつの日か、おじいちゃんになった頃。
   このカウンターに座って
   今日のことでも思い出しながら
   美味しいお酒が飲みたいものです。

     

2016.03.02

 経年変化 MAHA L。
 
   革の経年変化のお話です。
   男女問わず人気のMAHA TOTE L。
   →MAHA TOTE L

   写真左について。
   左のバッグはMAHAの新品。
   右はスタッフが2年半使用した
   同じカラー、同じサイズのもの。
   
   濃いブラウンは日に焼け少し明るくなり
   革はしっとりとしたツヤが出て柔らかくなり、
   持つと体にいい具合に馴染んでいます。
   
   このように、時間の経過と共に
   どんどん育っていくのが革の醍醐味。
   使う人によって、ぐんと雰囲気が変わるのも
   革の面白さの1つです。

   この2年半もののバッグ
   次回のギャラリーオープン時に展示します。
   ご興味があればご覧ください。

    3月28日(月)〜4月3日(日)

   皆様のお越しを心よりお待ちしております。


Teha'amana 

    ADD  〒586-0094
          大阪府河内長野市小山田町2528-18
          ( 南海バス:小山田バス停前 )
    TEL   0721-52-3822 
    OPEN  11:00-18:00 

   ※現在、沢山のご注文をいただいております。
     在庫の無い商品に関しましては
     1ヶ月以上先の納期になることも多々あります。
     その点、あらかじめご了承の上、ご注文お願い致します。
     各商品の詳しい納期の件など
     その他ご不明な点は、遠慮なくお問い合わせください。
2016.01.27

 ありがとうございます。
 
   1月のギャラリーが終了しました。
   とても寒かったこの一週間。
   風雪や冷たい雨の降る中、
   工房まで足を運んでいただき
   ありがとうございました。

   テハマナのギャラリーには
   ネットショップでは取り扱いのない商品も
   たくさん並んでいます。
   自家製の日本蜜蜂の蜂蜜や蜜蝋、
   その蜜蝋で作ったハンドクリーム
   スタッフエプロン。そして、、、
   時計のベルトやアンティーク時計。    

   特にアンティーク時計は
   スタッフも狙っております(笑)
   時計のお話は、また次の機会に、、、。

   2月のギャラリーOPEN日程は以下です。

    2月  15日(月)〜21日(日)

   皆様のお越しを心よりお待ちしております。


Teha'amana 

    ADD  〒586-0094
          大阪府河内長野市小山田町2528-18
          ( 南海バス:小山田バス停前 )
    TEL   0721-52-3822 
    OPEN  11:00-18:00 

   ※現在、沢山のご注文をいただいております。
     在庫の無い商品に関しましては
     1ヶ月以上先の納期になることも多々あります。
     その点、あらかじめご了承の上、ご注文お願い致します。
     各商品の詳しい納期の件など
     その他ご不明な点は、遠慮なくお問い合わせください。
2016.01.26

 saredo coffeeさん別注エプロン。
 
   今日は福岡のカフェ、saredo coffeeさん
   別注のエプロンを製作。
   →saredo coffeeさんHP

   生デニムを使用し、肩紐とポケットに
   グリーンの革を使用したこのエプロン。
   しばらく、洗濯などでの
   色落ちの心配が絶えませんが
   その分、生デニムのジーンズのように
   馴染んだ時の風合いは格別!!

   スタッフが愛用して育てたエプロンは
   色んな味(?)が出てすっかり別物(笑)!
   とても同じデニムとは思えません。

   今回、このスタッフ着用のエプロンを見て
   別注の依頼を頂きました。
   
   福岡のsaredo coffeeさんの店頭に並んでいます。    
   お近くにお住まいの方、是非お勧めです。

   尚、テハマナの販売分は
   1月のギャラリーのオープン時に
   完売してしまいましたが
   他の生地のエプロンもございます。
   気になられる方は是非
   2月のギャラリーオープン時に
   お手に取ってみてください。
2015.9.02

▼ 秋の予感。

朝晩がぐんと涼しくなってきました。
最近の工房付近は、
木には青いイガをまとった 若々しい栗が鈴なりに実っていたり
雨にぬれた地面には、どんぐりがあちらこちらに落ちていたり
日に日に秋めいてきています。

今年は秋が少しだけ長いのかな?
そんな期待に胸を膨らませる今日この頃です。

秋めいてきたと同時に、レザーアイテムの御注文を
沢山いただくようになりました。

今日は全員総出でレザーメッシュトートを作っています。
→レザーメッシュトート

ベルトのループを作るものもいれば
ハンドルにステッチを入れるものもおり、
二人かかりで金物を打ち込めば
バッグのボーディーとなる部分の
型出しをするものもいる。

写真に写っているのは今回作ったほんの一部。
まだまだ沢山製作中です。

ご注文頂いた皆様、もうしばらくお待ちくださいね。
秋になる前に必ずやお届けいたします!!
2015.9.02

▼ ミシン。

繁忙期前。
相棒である、ミシンたちのメンテナンスを。
テハマナでは手縫いをメインに製作しますが、
商品の雰囲気に合わせてミシンでの製作もしております。

ミシンについているモーターの寿命は突如としてやってきます。
ある日、一台のミシンのサーボモーターが突然ストップ。

仕方がないのでうちミシンたちの主治医である
大本ミシンさんに来てもらい
新型サーボモーターに交換することに。
ついでに繁忙期前のメンテナンスもしていただきました。

油を差し、糸ぼこりなどブラシで取り除き
綺麗に拭き上げる。

大本さんは、作業をしながら、昔のミシンの話や
職人さんたちの話、色々なミシンの癖などについて話してくれます。
ミシンの生き字引のような方のお話はとっても興味深いもの。
ミシンが壊れるのは困るけれど、メンテナンスの時間は楽しい時間。

さぁ。リフレッシュして綺麗になった相棒たち
また頑張って仕事してね〜。

2015.8.26


▼ saredo coffee。

サレドコーヒーの権藤さんが焙煎したての美味しい豆を持って、
福岡からテハマナの工房に遊びに来てくれました。

今回、わがままを言って
淹れ方まで教えていただきました。

『これでないとと言う道具はありません。
家庭にあるものを使って淹れていただいたらいいのです。』

なんとも、優しいお言葉。
豆の特徴を引き出す美味しい淹れ方を
ポイントをおさえて教えていただきました。

権藤さんに淹れて頂いた後、西本もチャレンジ!!
同じ豆なのに味が全然違う(笑)。すっぱーい!!

試飲後、なぜ、こういう味になったのかも
丁寧に解説していただきました。
権藤さん、質問攻めにしてごめんなさい。
いろいろとありがとうございました〜。

2015.8.05


▼ プルーンの収穫。

今年も、テハマナのプルーンの木が収穫の時期を迎えました。
肥料をやるわけでもなく、選定をするわけでもなく、
完全にほったらかし(笑)で毎年実をつけてくれる元気な木。
もちろん完全無農薬です。

今日は朝から暑い中スタッフみんなで収穫。
プルーンの木がテハマナの
日本みつばちの巣箱の近くにあるので
完全防備での収穫です。暑い!!

沢山採れた実はきれいに洗います。
収穫した実の半分は天日干しでドライフルーツにします。

この暑さ、あっという間に乾きます。
砂糖も足さず果実そのものの凝縮した甘さ
とっても美味しいんです!
残りの半分はジャムにします。
去年はうっかり焦がしたジャムも今年は成功〜(笑)!!
ジャムからカキ氷用のペーストシロップを作って、おやつ。

自然の恵み、余すことなく満喫中。
2015.7.07

▼ リペア MARU 2way shoulder L。

工房にMARU 2way shoulder Lのお修理希望商品が届きました。
MARU 2way shoulder L
3 〜4年、使用していただいていたそうです。
シットリとアメ色になった革がとても雰囲気があります。
オーナー様は男性の方。
毎日のように使用していただいていたそうで
ハカマははずれ、ポケットもほつれています。

底の革には穴が開いてしまっています。
さぁ、リペアの始まりです。
丁寧に糸を解いたら、縫い直し。

穴が開いた底の革には新しい革をあて
ポケットには生地補強します。
ボタンについた錆びも丁寧に取り除き、
仕上げにオイルを塗ったら出来上がりです。

ポケットもきれいに仕上がりました
底にあてた新しい革も次第に味が出て馴染んできます。
写真右は同じバッグの未使用のものです。
使用する方によって表情が変わるのが革の面白いところ。
今回のバッグも、ぐんと深みが出ています。
オーナー様の元で愛着のある一品として
今後も活躍してくれるとうれしい限りです。
2015.5.21


▼ 経年変化 MAUNA 2way Rucksack 。

今日は先日再入荷して珍しくカラーが揃っているMAUNAのリュックのお話。
MAUNA 2way Rucksack
このリュックはスタッフ全員が持ってる人気者です。
上左の写真はカラーキャメルの新品。
真ん中の写真はスタッフが3年程、毎日のように使用していい味になっているモノです。
色が少しあせた感じがとても雰囲気があり
キャンバス自体も少し柔らかく体に添うようになっています。
使用する人の性格を物語るようで、経年変化は面白いですね。
ちなみにこのリュック、上右の写真のようにトートとしても使用できます。


アウトドアに、通勤に、ママバックとしても使い勝手の良いこのリュックサック
男女兼用なので、我が家では共用で使用しています。
やはりリュックは使い出すと手放せません。( 私は2カラー持っています(笑) )

なかなかカラーが揃う機会が少ない為、このたびご紹介させていただきました。
ご検討中の皆様は、是非この機会に。
2015.5.20

▼ MARU shoulder L のポケットのリペア。

MARU shoulder Lがリペア希望とのことで工房に届きました。
約4年、毎日のように使用して頂いてたそうです。
今回は、内側のポケットのリペアです。

まずは、ポケットに使用している革を丁寧に外します。
生地だけ新しく用意し、味が出ている革部分は使用します。

ポケット部分だけでなく、ボディーの内布にも穴が開いていました。
味が出てきている内布の雰囲気も楽しんでいただきたく、
生地が傷んでいる部分だけを切り取り、新しい布に張り替えます。
お値段的にも、内生地の全張替えの半額以下で出来てリーズナブルです。
仕上げは、こすれて白くなった革部分を丁寧に磨きます。

さあ、きれいに出来上がりました。
写真右、手前においているバッグが今回リペア後のお客様のバッグ。
奥においているのが、同型の新品の商品です。
肉厚の良い革を使用しているので、新品と比べてみると、
使い込むことにしっとりしているのが良くわかります。
また、新品ではかっちりとしたショルダー部分も
使い込んでいただくとこんなになめらかな風合いに。
何年か後、成長した姿を見たいものです。

2015.03.23


▼ 新しい包丁。

スタッフが包丁を一本新調しました。
新しい包丁は手の大きさに合うように、
柄の長さを 削って調整します。
木の柄のまま使用すると手に豆ができてしまうので
テハマナでは端革を巻いて使用しています。

革には、テハマナの焼印もいれて。
愛着のある一本になったようです。
道具は職人にとって大切な相方。
この包丁の刃がなくなるころの
スタッフの姿が楽しみです。
頑張りましょうね。

2015.03.17


▼ お財布のリペア その1。

工房にお客様のもとで成長したお財布が届きました。
みれば、良く使っていただいていたようで、
革はこすれ白くなり、サイドのステッチや  開閉に使うホックの付け根のステッチも切れています。

さあ、リペアをはじめます。まずはステッチを解く作業から。
丁寧に古い糸を取り除きます。
ホック付け根をステッチしなおすついでに、古くなったホック自体も
新しいものに付け替えます。革に傷をつけないように丁寧に丁寧に。

さて、縫い直しの始まりです。蜜蝋をつけた蝋引きの紐で一針一針。
紐とパーツが新しくなるだけでもずいぶん雰囲気が変わります。
仕上げは、ミンクオイル。カサカサになった革に程よく油分を入れ込みます。

中央写真がオイルを塗る前、右が塗った後。
革のカサつきがなくなり、シットリと落ち着きました。
革は天然のものなので、定期的なお手入れは肝心です。
やりすぎるのも良くないので、そこが少しだけ難しいところです。
リペアが終わりました。左写真がリペア前。中央と右がリペア後です。
成長した革の雰囲気は残し、キレイにリペアが完成しました。
”モノを大切に丁寧に暮らす”
それはテハマナのポリシーです。
お客様にも古くなってきたものをリペアしてまで大切に使っていただけて、
とてもうれしい限りです。
少しずつ、そういう暮らしの輪が広がっていますね。

2015.03.16

▼ 見学。

   工房の近くに古くからすだれを作っている
   老舗の製簾所があります。
   そこで作られる簾は、
   住吉大社や伊勢神宮、明治神宮、熱田神宮など、
   名だたる神事で使用されます。
   日本の伝統文化に触れるべく、
   見学に行かせて頂きました。    
   目の覚めるような朱色の糸。
   高貴で魔除けとも言われる黄色の竹。
   天に昇る龍のうろこのような模様。
   日本の伝統文化とも言える作品は
   とても美しく繊細なものでした。
   まだまだ手作業で行う工程も沢山あり
   職人さん方の手馴れた作業風景は気持ちの良いもの。
   まだまだ、足元にも及ばないテハマナスタッフ一同ですが
   職人魂、お勉強させていただきました。
   製簾所の皆様、お忙しい中
   お時間いただきまして有難うございました。

2015.02.26

▼ i phone 6。

   最新のものにもっぱら疎い私たちですが、
   めずらしく全員揃って i phone 6 になりました。
   早速西本が試作でケースを作ると
   スタッフたちも次々に。
   
   ミシン縫いにしたり、手縫いにしたり。
   パーツに入れる刻印もそれぞれ。
   満足そうに開けたり閉めたり。
   
   自分の身の回りのものや趣味にまつわるものを
   工夫をしながら作ることが一番の上達の早道。
   次は、自分で型紙をおこすことから
   はじめましょうね(笑)。

2015.02.23

▼ コピルアック。

   西本の友人がインドネシアのバリ島でコーヒー農園を営んでいる。
   その友人から世界で最も高価なコーヒーと言われている
   コピルアックを頂いた。

   コピルアックは稀少価値がきわめて高いことが
   最も高価なコーヒーと言われる最大の理由。
   その豆が採取される過程はというと
   コーヒーノキの熟した果実を、野生のジャコウネコが餌とし
   種子にあたるコーヒー豆は消化されずに排泄される。
   その糞を現地の方が探し、中からコーヒー豆を取り出して
   きれいに洗浄しよく乾燥させるという
   とても手間のかかるもの。

   ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや
   腸内細菌による発酵によって、
   コーヒーに独特の香味が加わり独特の複雑な香味を持つ。
   今回、香りが飛ばないように浅煎りで焙煎してもらった。
   (Kさんありがとうございます!)

   淹れ方がとても難しいけれど上手くいくと
   なんともいえない素晴らしい香り!!
   生豆でもフルーティーな甘い香りがするけれど
   コーヒーになると、香ばしさの中に
   上品な香水のような微かな香り。

   コピルアックは稀少価値がきわめて高いことが
   世界一高価なコーヒーと言われる理由であり、
   必ずしもコーヒー豆としての品質や味が
   最も優れているというわけではないそうですが(笑)、

   『わかる?この香り!鼻に抜けるいい香り! 』
   『わかりますわかります〜!』
   なーんて言い合いながら
   ”最高級コーヒー”と言う名に心地よく踊らされ(笑)
   スタッフ一同コーヒータイムを楽しんでいます。

2015.02.04

▼ 節分。

   「福は内、鬼は外」。
   昨日はテハマナの工房でも福豆を撒きました。

   豆を数えながら子供の頃を思い出し
   『ずいぶん年をとったなぁ(笑)』なんて言いながら
   年齢の数だけそれぞれに豆を食べ、スタッフ全員で厄除け。

   寒さはこの日がピークと言われる節分の日。
   立春の今日、工房付近は空気は冷たいものの
   日差しは温かく春めいています。

   新しいバッグや財布、小物類等、、、
   欲しくなる季節は皆さん同じのようで
   最近、商品の注文も多くいただいています。
   (ご注文いただいた皆様、ありがとうございます。)
   
   春はもうそこまで来ています。

2014.12.18

▼ 経年変化。

   6年もののバケツトートを持って、工房にお客様が遊びに来てくれました。
   左写真、革にピンと張りがあるのが新品のバケツトート。

   お客様の持って来られた6年物のトートは、革に味が出てしっとりと馴染んでいます。
   口のボタンを閉じて持つ事が多いとのことで
   三角の型に革が馴染み、肩にかけて持ってもとても面白い表情になっています。

   使用される方によって表情が変わるのが、革のバッグの良いところ。
   1、2年では出せない何とのいえない良い雰囲気になっていました。

   Nさんありがとうございました。   

2014.12.17

▼ 伊勢太神楽。

   少し前、秋のお話。
   10月、工房のある山里では今年も笛や太鼓の音が聞こえてきます。
   伊勢太神楽が各家をまわる音です。

   式年遷宮という記念すべき年であった昨年。
   伊勢神宮の神人の方から仲間の神人の方々にお渡ししたいとのことで、
   神楽で使用する笛を収納するケースのご注文を頂きました 。
   
   1年経った10月のある日、今年も伊勢太神楽がの季節が訪れ
   神人の皆さんに味が出てきた革のケースを再度見せていただく事ができました。

   ロープ芯を入れた口周り。1年経つと良い具合にロープの型が浮き上がり
   なんとも趣のある”和”雰囲気にしっくりと馴染んでいました。
   製作させていただいた作品が、お客様の手元で大切に育っていく様子を
   垣間見る事ができた貴重な経験でした。来年も楽しみです。

2014.11.11


柿の季節です。テハマナのある里山でもあちらこちらでキレイな色の柿が実っています。
お昼休みに収穫した柿を手袋をしてむきむきむき・・・ 約200個。 

全部剥けたら、風通しの良いところに吊るすこと約2週間。あっという間に干し柿に。
工房ではすぐ食べる分以外は冷凍してシャーベットで食べたり、解凍したり、冬中楽しみます。
大好物の干し柿。美味しい上に風邪予防にもなり、美容にもいいとなると沢山食べたくなりますが
カロリーがとっても高いとか。1日2個までがベストだそうです。気をつけなくっちゃ。 

2014.08.25

  

8年前、植えたプルーン。昨年から少しずつ実をつけ始め、今年、たわわに実りました。
なにせ初めての収穫。熟しているのかどうなのか色からは判断が難しく、テハマナで作っている桃とは勝手が違います。
今年は取り合えずお勉強と言う事で大きくなった実は収穫することに。 
  

キレイに水で洗い流したら、みんなでちょっと味見。
 『おいしーい!!』と言うスタッフもいれば、顔をしわくちゃにしているスタッフも。
どうやら、木で完熟したものに当たったスタッフは美味しく、そうでないものに当たったスタッフは渋柿のように渋みがあったようです(笑)。
ということで 、今年はプルーンを煮て作るドライプルーンとジャムを作ることに。   
  
大阪はしばらく暑い日が続いたので、4、5日でドライに。
味見をすると、とっても美味しい!!!買った物とは風味、香り、食感、全然違います。
期待以上の味に、大満足。
  

ジャムはパンにつけるのはもちろん、鶏肉を漬け込んだり、ドレッシングにしたり。
プルーンを煮たときに出たシロップは炭酸水で割ってジュースにして仕事の合間に楽しんでいます 。
毎日革を縫い続けるのも大変なこと。たまには手を休めてこんな事もいいですね。
何でも一生懸命に楽しむスタッフたちに感謝です(笑)。

2014.07.20

  

▼ 蜜蜂の巣。

テハマナにはビーコースターという蜂の巣のハニカム柄がくりぬかれたコースターがあります。
穴があることで水分が分散され冷たいものをのせても水が溜まりにくい構造になっています。
そのビーコースタを作る過程でくりぬかれたハニカム型の革の破片。なにやら大切そうに集めているスタッフが。
ビーコースターを作っては、破片を木で作った土台にチマチマと貼り付けて早1年(笑)。とうとうこんな大作が出来ました。
そう、日本みつばちの巣です。良く見ると・・・上から育児層、貯密層、女王のいる王台まで。
ただ貼るだけでなく、ミツバチの巣を正確に再現出来ているではないですか(笑)。
忙しかったこの1年。そんな仕事の合間に、こんなゆとりと遊び心を持てる事、大切ですね。    

2014.06.12

  


▼ 工房の夜。

一日の仕事を終えて工房を出る頃。
工房横の梅林の中にチカチカとしたほのかな光が。
今年も姫ボタルが飛び回っています。幻想的で儚くてとても美しい光景です。
年々数が少なくなってきているような気もしますが、今年も沢山見ることが出来ました。
新しく道路が通ったりと便利になるのも良いですが、環境を保護しながら、限りある自然を大切にして
生き物たちと仲良く共存していきたいたいものですね。
日中と朝晩の気温差のある毎日です。皆様どうぞお風邪にはお気をつけください。

2014.04.23
  

 ある日の昼休み。
 
   すっかり春ですね。工房の周りも春めいています。
   良く晴れた日のお昼。桜の下でお昼ごはんを食べたり、土手に生えたつくし採りをしたり自転車に乗ったり。
   バタバタとしている最近のテハマナですが、お昼休憩にはしっかりとリフレッシュをしています。
   忙しい時ほど、こんな時間をしっかりとっていきたいものです。
   さぁ、午後からも頑張ります!!
2014.02.18
  

 雪の降る日。
 
   先週末はすごい雪。
   工房のある山里も20cmほどつもり、西本は朝からソワソワ。。。
   そんな日のお昼休み。お昼ごはんをダッシュで食べ終わると、西本なにやらやっています。
   大雪にはしゃぐ西本45歳(笑)。スタッフも一緒に巨大な雪だるまを。

   ベレー帽をかぶった雪だるま。ボタンはもちろん革ですが、見えませんね(笑)。
   とても忙しい最近のテハマナですが、お昼休みにはしっかり遊んでリフレッシュして頑張っています。
2014.02.03
  

 伊勢神宮。
 
   昨年のお話。毎年、10月のある日、
   工房のある山里では笛・太鼓の音が聞こえてきます。
   伊勢太神楽が各家をまわる音です。

   伊勢神宮で神楽を奉納する代用として地方の神社で
   伊勢神宮の神札を持った伊勢太神楽の一行に伊勢太神楽を舞ってもらい、また
   伊勢神宮へ参拝できない人に代わり、一軒一軒の家を門付けして竈祓いや屋敷清めをしてもらいます。
   庭では笛や太鼓の音に合わせて獅子舞があり、終われば各家の人々は獅子に頭を噛んでもらうことも。
   テハマナの工房にも、毎年伊勢太神楽の皆さんにお立ち寄りいただいています。

   昨年末。伊勢神宮の神人の方から
   神楽で使用する笛を収納するケースのご注文を頂きました 。
   まもなく引退を迎える為、仲間の神人の方々にお渡ししたいとのこと。
   お気持ちに感銘し、お手伝いさせていただく事に。
   ケースに紐を通す等、使用方法などをお聞きした結果、写真のような形になりました。

   昨年、式年遷宮という記念すべき年であった伊勢神宮。
   偶然にも、少しだけテハマナでお手伝いさせていただくことができ
   一年の締めくくりにとてもありがたい経験をさせていただきました。

   年明けからバタバタとしていますが、今年はブログも更新して、
   皆様にテハマナの日常風景を沢山お届けしまーす(笑)!!
   どうぞ、お楽しみに。        

2013.08.05

テハマナの風景
日本みつばち
自転車




 TEHA桃!!

   テハ桃、今年も収穫が終了しました。
   7月中旬から8月上旬にかけて、テハマナの桃、通称”テハ桃”の収穫は行われます。
   毎朝6時半から桃仕事の準備をはじめ、10時からはテハマナの本業。この1ヶ月間、西本は夕方頃にはヘロヘロです(笑)。
   そんなテハ桃の収穫も、無事に終了。今年も自分たちで作った桃を、日頃の感謝の気持ちを込めてお届けでき、大満足。
   来年は3年前に植えた約20本の桃の苗木も収穫ができそう。嬉しいけれど、忙しくなるなぁ(汗)!!
   日本ミツバチのお世話に、桃の収穫・・・テハマナは休む暇なしです(笑)。

2013.06.22


 in TAIWAN。
 
   少し前の話。この春、西本は台湾へ。旅のお供はMAUNAのリュック。
   永く愛用しているのでキャンバスも柔らかくなり、革もいい味が出てきています。

     


   台湾と言えば小籠包にふわふわのカキ氷、豆漿に質の良いお茶。
   美味しいものがいーっぱい!!!
   
   しかし、今回の旅の目的は台北にある取引先様”whiple house”さんを訪問すること。
   早速、お店へ。

     


   すっきりとした店内にはオーナーこだわりの作家ものの器や日用品が。
   日本の作家ものもたくさんあります。

   オーナーは、台湾で活躍する俳優さんのお父様。
   昨年、テハマナの工房にご連絡頂きお取引が始まりました。
   この春、”whiple house”さんを訪れた時にはテハマナの商品はすべて完売していましたが、もうまもなく、新たに台湾へ出荷いたします。
   台湾旅行の際、また、台湾にお住まいの方、是非覗いてみてください。


   テハマナの商品は、すべて日本で生産しています。
   日本のもの作りのすばらしさを皆様にお伝えしたいと言う気持ちと共に日本の職人の技術を残していきたいという思いのもと、
   工房を立ち上げた10年前からこだわり続けていることです。
   そんな、思いが海外の皆様にもお届けできるのはとてもありがたく嬉しい事です。
   この秋、ニューヨークにもテハマナが並びます。その話は、また次回。。。
   
   whiple house 
      台北市大安區復興南路一段219巷11號一樓
      886-02-2775-1627

   ”whiplehouse”の皆様、西本が大変お世話になり、ありがとうございました!!

2013.06.20

 

 登竜門。
 
   テハマナでは、入社してしばらくすると自分で自分のエプロンとスリッパを作ります。
   ひたすらポンチで穴を開けたりひたすらボンドを張り込んだりしている新人職人の毎日。

   仕事前や後の自分の時間を使って生地を選んだりデザインを考えたり。
   自分のものを作るとなるととっても楽しそう。

  


   エプロンはミシンを使う練習革紐を直線に切る練習になります。
   スリッパは型紙を作る練習。革を立体的に組み立てる練習。急カーブや直線など革を切る練習。
   仕上げに革を包丁で切り落としたりカンナをかけたり磨いたり。
   一通りの工程が入っており新人さんの登竜門にはもってこいなのです。
   新人Mちゃんも、西本に『 自分のものをキレイに仕上げられへん奴は人のものなど到底でけへんぞー!! 』
   と、ダメ出しされながら一生懸命仕上げました。
   初めて押した刻印は二度押しして『 テテテ、、、 』となってしまったり(笑)、まだまだコバ処理が甘かったり。

  


   それでも一生懸命仕上げた作品にはとても愛着がある様子。
   早速、気に入って履いています。
   作る事の楽しさと奥深さを学んで、また、日々の仕事に活かしてくれたら、、と温かくMちゃんの成長を見守るテハマナ一同です。
   頑張ろうねー!!

2013.04.08

 


 里山の恵み。
 
   工房のまわりでは葉桜が目立つように。風は冷たいものの、爽やかな日差しが気持ちがいい毎日です。
   今日は、いつもより1時間ほど早く出勤してきたスタッフたち。めずらしいな・・・と思っていたら
   鍬を持ち長靴を履いてテハマナの里山へタケノコ掘りへ。( やっぱりそんなことかー(笑) )
   少ししか顔を出していない若いタケノコに苦労した〜と言うわりに、沢〜山、掘って帰ってきました(笑)。( つくしもこんなにー!?(驚) )
   掘ってきたタケノコは下処理したら、早速茹でちゃっかりお昼ごはんに並びます。
   『 栗みたいー!!! 』なんていいながら山の恵みにしばし舌鼓。
   タケノコに、つくしに、ミツバチに、、、工房に春が来たなーと感じる光景です。

2013.03.19

  

   ▼  工房の春。
 
   つい先日まで吹雪いていたのがウソのよう。日差しもずいぶんと暖かくなり、ミツバチは元気に飛び回り、
   工房の庭にはつくしも顔を出しています。そんな暖かな朝。
   出勤したての新人スタッフMちゃんと西本、ミツバチの巣箱を前に何やらやっています。
     西本 『Mちゃん、これがミツバチの8の字ダンス。オシリふって蜜源の場所を教えてるんやで。』
     Mちゃん 『すごいー!!』
     西本 『ここが育児層。幼虫が見えるやろ。』
     Mちゃん 『わー見えるー!!』
     西本 『帰ってくるミツバチたち見てみ。足に花粉だんごいっぱいつけてるやろ。』 
     Mちゃん 『ほんまやー!!』
   新人Mちゃん、工房での初めての春。仕事にミツバチに・・・覚える事がいっぱいですがなんだか楽しそう(笑)。
   自然を感じながらのびのびと育ってほしい。

2012.11.27

 

 お手伝い日和

   日差しが温かな日。スタッフみんなで畑に実るみかんの収穫。

   義理父の育てるみかん。 いつもオヤツに”むしゃむしゃ”と食べているばかりなのでたまには収穫のお手伝い(笑)。、
   スタッフのAちゃんと10月に入社したばかりの新人のMちゃん。
   このでこぼこコンビも、楽しそうに収穫しています(笑)。

 

   これから、忙しい季節になるけれど季節の移り変わりを肌で感じつつ自然と触れ合いながら
   心にゆとりを持って良いお仕事していきたいものです。
   工房の近くに住むAちゃん。紅葉をひろいながら出勤するのがマイブームだそう。
   Aちゃんをご存知の方。近くで見かけたら、『 遅刻するよ〜 』と、声をかけてあげてください(笑)。   
   さぁ、明日より新商品を続々とご紹介していきま〜す!!

2012.11.12

  

 秋味

   秋晴れの休日。竹の棒を片手に、西本何かをやっています。そう、渋柿の収穫です。
   竹の先は、切込みが入っており、高い場所の柿の実も簡単に収穫できます

    

   
   『 もう十分だよ〜! 』
   だんだん楽しくなってきたようで、声をかけても聞く耳もたず(笑)。気がつくとカゴいっぱい。
   
   せっせと皮をむき湯通ししたらロープに枝をひっかけて風通しの良いところで乾かします。

   時々モミモミしてあげると1週間で柔らかめの干し柿が出来上がり。
   硬くなるまで干したまましばらく楽しめそう (嬉)。

2012.11.05

 

 キリシメン

   新しく作った下駄のような道具『 キリシメン 』。ツルンとしたキレイな革に好みのシボ(シワ)を入れる道具。
   革を丸めるようにし革の上を滑らせると面白いようにキレイなシボが。 

  

   好みのシボを出すにはコツが色々とありますが自在にシボが入ることが面白く、ツルツルの端革を見つけては
   ゴリゴリ・・・ゴリゴリゴリ・・・。はまってしまう様子。
   この、なかなか良い仕事をしてくれる 『 キリシメン 』。HANDIWORKの商品の一部で使用しシボをだしています。

2012.10.30

 

 2年半。

   2010年3月に入社したAちゃん(女子)。あっと言う間に2年半の月日が流れた。
   日々、いろいろな壁にぶつかりながら、今だに体当たりの毎日だ。
   物怖じしない性格が功を奏し、手に豆を作りながらも、すくすくと成長し、今や頼もしい存在に。
   そんな彼女が入社当時に作ったエプロン。2年半でこんなに良い味に(笑)。

  

   『 Aちゃんのエプロン汚いなぁ〜(笑) 』 なぁ〜んて西本に言われてもなんのその。
   良く見ると、破れかけたポケットも端革でつくろってある(笑)。( ・・・が、そのつくろった端革ももはや危うい!! )
   しかし、人がなんと言おうとコレがよいのだと本人は言う。成長と共についたシミや汚れ、、、愛着があるようだ。
   そんな若いスタッフが頑張っている今日この頃。テハマナには新しいスタッフが入りAちゃんも先輩になりました(笑)。
   新人スタッフのお話は、また今度・・・。

2012.09.29

  

   ▼  ”Teha'amanaの風景” 週末散歩。

   稲穂が金色に輝く週末。兵庫県三田市にある、ギャラリーカフェうわのそらさんへ。
   少しずつ少しずつ、ご自分たちで作り上げてきたという、そのお店。

   

   三田の自然に溶け込むようなお庭のお花はお母様の担当。カフェのメニューは奥様が。その他、内装などはぜーんぶご主人。
       ( すごーい!! )
   自家製のスモークチキンや自家製のおいしいケーキ・・・。サイフォンで淹れた美味しいコーヒーが楽しめます。

  

   お土産に、オリジナルのコーヒーや季節のジャムなど・・・。
   ( 今は和栗のジャムとブルーベリーのジャムでした〜(嬉) )。
   マスター、Nさんお忙しい時間に、お邪魔しました。

    カフェギャラリーうわのそらさん   兵庫県三田市末1891-27   TEL079-567-3556

2012.09.08

 

 stratoO君と波乗り

   いつもお世話になっているstratoさん。本日サーフィンデビューするバイヤーO君と早朝の日本海へ。
   クラゲが多すぎることを除けば(笑)、晴天の下、波もそこそこのサーフィンデビュー日和。張りつめた緊張感!!

 

   O君楽しんでもらえたかな?皆さん、楽しい一日をありがとう! 詳しくはstrato team blogでも。

2012.08.20

  

   夏休み。
 
   今年の夏休みは大分久住高原でキャンプをしたり福岡県糸島で、糸島へお引越しされた取引先様と波乗りを楽しんだり。
      ( N様。楽しい時間をありがとうございましたー! )
   この日の糸島野北は波が無くプカプカと浮きながらぺちゃくちゃと他愛も無い話をしたまに来た小さな波にちょっと乗ったり・・・。

  

   すっかり真っ黒コゲですがお陰さまでしっかりと充電できました。
   工房の夏休み中いただいているご注文やご質問に関しましては本日より順番に返信しております。
   さぁ、残暑の厳しい毎日ですがテハマナ、秋冬に向けて気を引き締めてまいりまーす!

2012.08.05

   

 ”テハ桃”収穫中〜。

   7月上旬からはじまったテハ桃の収穫。7月中は”紅清水”という早生の桃。8月に入ると”昭和白桃”という晩生の桃。
   紅清水は果肉が柔らかい。熟すると皮がプリ〜っとむける甘くジューシーで、桃らしい桃。
   昭和白桃は写真のように果肉が真っ赤。甘みが強いのに、固めの果肉。
   早朝、西本も仕事の前に桃の収穫をして毎朝丸かぶりしています!!桃仕事もとわずか。頑張りまーす!!

2012.07.01

   

 ”Teha'amanaの風景” 週末散歩。

   週末、琵琶湖に浮かぶ竹生島へ。
   レトロなフェリーに乗ること30分。湖岸から約6kmの沖合いにある周囲約2kmの小さな島、竹生島が見えてきます。
   久しぶりのフェリー。いくつになっても楽しいものです。

  

   パワースポットとして知られる竹生島には国宝の宝厳寺本殿、唐門や
   秀吉の船を利用して建てたと伝えられる重要文化財の船廊下があります。
  

   

   ご本尊は日本三弁才天の一つ大弁才天と千手観音。身を清め、お参りします。
   手のひらにサイズのだるまに願い事を書いた紙を入れて奉納します。

   

   龍神拝所では、琵琶湖に向かう鳥居に向かって願い事を書いたお皿を投げ鳥居の間を通ると願いが叶うと言われています。
      ( 見事に、はずれました。(笑) )
   旅の途中、琵琶湖には沢山のブラックバスやカワウの大群が。
   琵琶湖の環境が人間の勝手でめまぐるしく変化している事を感じる旅にもなった週末散歩でした。

 

2012.06.21

   

 ”Teha'amanaの風景” 雨の日の休日に・・・

   梅雨入りし、休日も雨。いつものようにミツバチたちの見回りにも行けず、じっとできない西本は朝からなにやら始めました。
   何年も乾燥させ寝かせてあった桜の木。穴をあけたり削ったり、何かできるのかな??
   ・・・なにやら小箱が完成した様子。あぁ、なるほど、バターケース!!

   ずいぶん前から三谷龍二さんのバターケースをほしがっていた私に作ってくれたようです。ちゃんとナイフも付いています(笑)。  

   



   作家さんの足元にも及ばないけれど、自分で工夫しながら作ってみるといろいろと気づく事もある・・・
   欲しがるばかりではなくなんでもやってみないと、と西本。
   そんな、ちょっと良い話をしている横で、この、桜の木の削りくずが気になって仕方の無い私。
   『これでスモークしたら美味しいだろうな・・・』 早速、チキンを漬け込み簡単にフライパンでスモーク!
   お味は・・・さすが桜チップ!!ほらー最高に美味しい〜。わたくし、煩悩の塊です(笑)。

2012.05.12

  

▼ TEHA桃 2012。

   いよいよ、今年の桃仕事、本格的に始まりました。今は、なりすぎている実を摘花(てっか)します。
   左 写真のように、鈴なりの実を右写真のように、1枝に2つになるよう1つ1つ、手作業で落としていきます。
   とても地味ですが、根気のいる作業。 ずっと上向きで、首がおかしくなりそうです。
   でも、ラジオを聴いたりペチャクチャしゃべりながらする早朝の作業は、とても爽やかで心地よいもの。
   さあ、今年も美味しい桃が採れるかな?大きくて、あま〜い桃。 ”テハ桃”、7月中ごろから収穫です(笑)!!

2012.03.26

   

▼ 週末散歩。

   工房のまわりの梅の花がやっと満開。 去年より2週間ほど遅れた開花。
   風は冷たいけれど日差しに春を感じる週末、今日はTeha'amana山の掃除。

   

   掃除のご褒美はコレ。新たけのこ〜!!
   まだまだ小さいものばかりだけれど、土の中に埋まっているこの季節柔らかで、とうもろこしのような甘〜い香り。
   何もつけず刺身でいただくとたまらなく美味しいのだ。

   

   一段落し、山里を散歩すると土手にはたくさんのつくしに、よもぎ。
   甘辛く炒めたつくしは、ほろ苦くて春の味。早速、よもぎ餅をつくとつきたてのお餅からはフワ〜ッとよもぎの香り。
   餡子を入れて、15時のおやつ。必要な分だけ、自然からおすそ分けいただく。

2012.02.23

  

 2年目。
 
   2年前、新入社員で入った女子スタッフ。1年目は、半年かかりで自分用のバッグを作ったり、母親や、自分用にとお財布をつくったり。
   そんな今日は、友人とおそろいで買ったカメラにストラップをつけるとか。
   自分用にはグリーンのストラップ。ホワイトのカメラを購入した友達にはレッドのストラップ。
   最近では、思ったものが少しずつ形に出来るようになり仕事も楽しくなっている様子。
   イロイロな事にジタバタしている姿が若々しく、温かく見守っている、二年目の今日この頃。
   これからの成長が楽しみだ。

2011.12.26

   

   ▼  風邪予防。
 
   今年、沢山実をつけてくれた柚子。一年で最も夜が長い冬至の日。無病息災の祈願に南瓜を食べ、柚子風呂にゆっくり浸かる。
   柚子の皮を薄〜くむき、細かく刻んでTeha'amanaの蜂蜜と少しコトコト炊いて柚子茶を仕込む。1週間もすれば飲みごろ。
   ビタミンC豊富な柚子と、殺菌力のある蜂蜜。 自然の力をかりて風邪予防。
   今年の営業もあと3日。寒さが厳しいけれど頑張るぞ。

2011.11.26

  

▼ アオリイカ。

   休日、夜中に起きてイカ釣りに。春・秋はアオリイカのシーズンだ。
   イカ釣りを始めたのは20代半ば。いつものように、友人と磯釣りに出かけたとき、
   防波堤でたまたま横に並んだおじさんがイカ釣りを楽しんでいた。
   アオリイカが、墨をブハーッと吐きながら勢いよく釣りあがる様子を見て、若い僕らは驚き、興奮したものだ。

  

   イカが餌となるアジに食いつき、釣り糸を引くときの高揚感と、ヤエンを投入し引き上げるときの緊張感!!
   今だにイカ釣りに行く前日は、楽しみで眠りが浅い (笑)。
   今日の成果は友人と合わせて3杯。 『 もう1杯釣りたい!! 』 粘りに粘りるものの、残念ながら日没。
   イカ釣りをしていたら時間なんかあっという間だ。子供のように夢中になれること、持ち続けたいものだ (笑)。

2011.11.23

  

   ▼ Fu-ka。

   金剛山の麓、大阪唯一の村 ”千早赤阪村” に陶房を構えるキタイリカさん。
   この秋、陶房横に、ギャラリー” Fu-ka ” をオープンされることとなりました。
   先日、レセプションが行われTeha'amanaスタッフ一同、招待していただきました。
   ギャラリー内は、緑豊かな山々から明るい光が差し込みとても気持ちの良い空間。景色を楽しみつつ、ゆっくりと作品を拝見できます。

   

   独特の丸いフォルムが美しい作品はキタイさんを表すように優しく、そして力強い。
   お近くにいらした際は、是非、素敵な作品を手にとって見てください。

   

   【 場所 】
      〒585-0051
      大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早927-甲
      電話 090-5043-1640 
      ※ 急なお休みの場合もありますので、ギャラリー訪問時は、一度、お電話で確認される事をお勧めします。

2011.09.20

   

▼ 週末散歩。

   週末の早朝、車にサーフボードを積み、鳥取へ。
   ポイントを見つけては車を止め、波に乗る。また、移動しては、波に乗る。久しぶりなので、小さな波でも満足だ (笑)。
   一日中、日本海でウロウロしたら、すっかり心地よい疲労感。( いや、ヘロヘロです・・・(笑) )
   近くの小さな温泉宿で体を休める。

  

   雨の降る翌日、雄大な大仙の麓にある ” 上田正治写真美術館 ” へ。
   人物をオブジェのように配した、遊び心いっぱいの上田調は有名。

   『イメージすること。』
   現在は、静物画を中心にした展覧会。
   上田正治さんが、『 最も難しい 』と言った静物画。
   そんな静物画で、どんな”アイデア”や”間”といった上田ワールドを見せてくれるのか見てみたかったのだ。   

  

   その足で、近くの ” コウボパン小さじいち ” さんへ。お店の目の前は大仙の絶景。この上ないロケーションだ。
   温かなお店の雰囲気と、このロケーションを見てみたくCLOSE承知で足を運ぶ 。 
   次回の楽しみとすることにしよう。

  

   最後の目的地は出西釜。出雲の西、島根県にある窯元だ。
   柳宗悦やバーナード・リーチを師とする今や日本を代表する陶窯のひとつ。
   そんな出西窯も、子供の頃から親しい5人の青年が野の花のように素朴で健康な器を・・と祈願し
   協働して陶窯を築いたことが、その始まりという。
   そんな温かな陶窯を実際に拝見し、器を手にとる。
   ちょっと遠出したの週末散歩。いつの日か、Teha'amanaでも皆さんを温かくお迎えしたいもの・・・。
   ふと、そんな事を思った、週末散歩。

2011.09.15

   

▼ 冷え対策。

   紫蘇ジュースやら、梅ジュースやら、フルーツサワーやら・・・
   いろんな自家製ドリンクをゴクゴク飲んで、この夏もスタッフ全員、夏ばて知らず。
   冬に向かって、そろそろ冷え対策を・・・とジンジャーシロップを作る。今年は和歌山県の新ショウガ。
   いつものように、クローブやシナモン、ペッパー・・・。スライスした生姜と スパイス類を入れ、コトコト煮込んだ後
   レモンを切らしていたので、ライムを絞って出来上がり。とても簡単だ。
   ホットで・・・と思っていたけれど今日はあまりに暑い・・・ので急遽、炭酸割り (笑)。
   ジンジャージュースに、ライムを丸ごと1個、ギュ〜っと絞るとピリピリ、サッパリ、スペシャルドリンクの完成!
   夏場の冷え対策にも。体の中から温めると、血流が良くなり仕事の疲れもとれやすい。
   忙しくなりそうなこの冬、全員でしっかり体調管理していきます。

2011.08.17

 

 別府温泉 。

   桃の収穫も終わり、ようやく夏休み。大分県、別府温泉へ。
   温泉の湯気があちらこちらで立ちのぼる少しレトロな別府、鉄輪。一度行ってみたかった。

   

   暑い中、地獄巡りをしたり、足湯をしたり。足元を温めると、不思議と上半身は爽やかに。
   暑い暑い(笑)と、地獄巡りをしたら旅館へ。
   旅館の食事は、豊後牛に豊後アジ。加えて、温泉水で蒸したお野菜魚介。温泉の効果で甘みがある。
   地元の方に話を聞くと、最近まで温泉のお湯を 日常、使用していたとか。( お皿を洗うときや、もちろんお料理やお風呂にも )
   蛇口から温泉が出るなんて(感)!!

 

   古くからの営みを垣間見れ、知らない土地への旅は楽しいもの。
   帰りは、湯布院、阿蘇、九重、やまなみハイウェイ経由。阿蘇は半袖では肌寒いほど涼しく、一足早く秋が来たよう。
   いつ来ても、本当にここは美しい。 夏休み満喫。さぁ、秋にむかって充電満タン!!

2011.08.04

 

   ▼ Teha'amanaの桃。

   おいしい桃が実りだしました。梅雨明けが早かった為、少し心配しましたが水分が少ないぶん、甘い桃になっています。
   連日の出荷。早生の桃 ” 紅清水 ” という品種が終了し 晩生の桃 ” 昭和白桃 ” が収穫真っ盛り。 
   ” 紅清水 ” は見た目フワッと紅色。( 写真は紅清水 実離れが良く、皮がぷり〜っとむけ果肉の柔らかな桃らしい桃。
   ” 昭和白桃 ” は白桃というだけあって、見た目は白くお尻だけポッと赤みがさしたよう。果肉は硬めなのに甘みが強い桃。
   好みはひとそれぞれ。Teha'amanaの自称桃ソムリエたちは、毎朝、
   『 この桃、甘そう! 』 『 いやこっちのほうが甘そう 』 『 じゃあ、食べてみる? 』 なんて言いながら、
   結局いつも 『 甘〜い!! 』と言いながら、丸かぶりしています。 ただ、桃を食べたいが為のやり取りです(笑)。 

2011.07.07

   

▼ スリッパ。

   スタッフ、それぞれ自分のスリッパを新調する事に。
   『 やっぱり手縫いでしょ 』 そういう者もいれば、 『 上品にミシン縫いでしょ。 』 個性もイロイロ。
   三者三様のスリッパができた。
   もちろん、それぞれが 『 自分のが一番!! 』と、思っている (笑)。
   急ぐ用事もないのに走ってみたり、階段を駆け上がってみたり。さぁ、新しいスリッパ履いて、機嫌良くお仕事しましょっ!!

2011.06.15

  

▼ 元気の源。

   だんだんと暑くなってきた、今日この頃。
   工房では、トントンカンカンと作業をしていると
   早くも、汗だくになる日が出てきた。

   そろそろ、夏に備えないと・・・。
   そう考え、去年の夏に飲んでいた、梅シロップに加え
   今年はベリーサワーや紫蘇ジュースも仲間入り。

  

   梅のクエン酸で、疲労回復。紫蘇のαリノレン酸で、花粉症対策と食欲増進。お酢の力で、血流改善。
   Teha'amanaでは、節電に伴う暑さ対策のためにこれからしばらく、体の中から体調を整えて暑さに負けない体作りに励みます。
   元気の源ジュースをゴクリと飲んでこの夏も、皆さまに良い作品をお届けいたします。

2011.06.07

  

▼ 桃の季節。


   今年も桃の季節がやってきました。梅よりも大きくなってきた桃の実。早朝、仕事前に袋を着せる作業をしています。
   沢山生りすぎた実や、傷のある実はひとつひとつ丁寧に落とします。
   ひとつの枝に2〜3個まで。今年は大きくなるように、全体の実の数を減らしてみました。
   1ヶ月後、収穫がはじまります。あま〜い大きな桃になるといいな〜!! 

2011.04.15

   

   ▼ 成長。


   約1年前、Teha'amanaに新卒の女子スタッフが入社した。右も左もわからない、ピカピカの新人だ。
   電話に出ること、メモを取ること・・・。新社会人として、ひとつひとつ、いちから仕事を覚えたもの。
   覚える事が多すぎて、はじめは精一杯の毎日。
   職人としての技術を学びだしても、やはり最初は目打ちもメチャクチャ、縫い目もグチャグチャ。よく、やり直しをしていたもの。
   あれから1年。通常業務後や休みの日に、少しずつ、少しずつ、一枚の革を切り出す事からはじめ丁寧に目打ちをし、
   一針一針縫い合わせ自分用にと、ひとつのバッグを全て手作業で作り上げた。

 

 

   自分で刻印を押し裏地までしっかり張り込んでいる。1年間の学びをギュッと凝縮したようなバッグだ。
   なかなかの出来に、少し胸が熱くなる。1年前とは比べ物にならないくらい頼もしくなったスタッフ。
   こうやって、ぐんぐんと成長している姿にこちらも刺激を受けている。共に成長できるよう、こちらも頑張らないと。 

   

   Teha'amanaの里山で、たけのこを掘ったり、つくしやよもぎを摘んだり、ミツバチたちと戯れたり・・・。
   すっかり、Teha'amanaでの生活を楽しんでいるようだ。   
   心地よい環境の中で、技術だけではなく心ものびのびと成長している様子。今後が楽しみだ。  

2011.02.25

  

▼ ありがとう。


   梅の花の満開が 間近の今日Teha'amanaから1人、スタッフが卒業する。
   代表西本とともに、Teha'amanaを立ち上げた大切な相方。
   以前の仕事から合わせると、18年間連れ添った半ば夫婦のような関係だ。
   そんな相方が夢に向かって、晴れやかに卒業する。

   

   送別会の日。
    Teha'amanaには、お世話になった方々が次々と集まり
   それぞれと昔話に花が咲く。
      ( 参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。 )

 

   涙あり、笑いあり・・・相方の人柄を表すようなのあたたかな送別会。
   相方、これまで本当にありがとう。そして、これからもずっとよろしく!!

2011.01.08

   

▼ ルーシー・リー

   20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リー。大阪市立東洋陶磁美術館で回顧展が開催されている。
   その作品はシンプルでいて優雅。オーストリア、ウィーン出身のルーシー・リー。
   若かりし頃、多くの人々から刺激を受けながら、 自分の有るべき姿をさぐり、積極的に努力する。
   途中、自身の道を見失いながらも模索し独自のスタイルを見出し作り上げていく。
   懸命に生き、晩年まで陶芸を愛し、学び続けたルーシー・リーという女性の、愛らしくも大胆な生き方に惹かれた。
   努力する事。 積極的にしていきたいものです。  

2011.01.08

   

   ▼ レモンシロップ

   おすそ分けいただいた、無農薬のもぎたてレモン。国産というだけでなく、作り手が見えるレモンは安心安全。
   皮まで全部、いただきます。 ( お口の中、酸っぱくなったでしょ。(笑) )
   Teha'amanaの蜂蜜とレモン、氷砂糖。 混ざりやすいように交互に入れていくだけ。 一日でお砂糖が溶けレモンエキスが出てきます。
      ( このまま、1週間くらいは置いたほうが美味しいですよ。)
   レモネードにしたり、ヨーグルトに混ぜたり、紅茶に入れたり・・・。 ホットジンジャーレモネードも美味しい。
   この、甘く漬かったレモンもご馳走。 果実シロップは万能だ。 自然の恵みで栄養補給して、風邪予防。
   Teha'amanaのスタッフ今のところ風邪知らずです。

2011.01.04

   

▼ 初山

   金剛山。アイゼンをつけて初山登り。お正月の運動不足の解消の為 (笑)。冬の山は美しい。イロイロなところに自然のオブジェが。
   新雪に手形を入れたり・・・冬山は遊びながら登れるのが楽しい。気温は-2度とか。それでも体はポカポカだ。

   

   だんだんと雪も深くなる。20cmくらいだ。 山道も険しくなってきた。遊んでいる場合ではない。
   チョコレートでも食べてひと休み。お茶を飲んではひと休み。おにぎりを食べては、またひと休み・・・。
   少々、休みすぎだが真っ白の世界での休憩は楽しいのだ。

   

   歩き始めて、約2時間。 金剛山、山頂へ。たくさんの人だ。雪だるまもお出迎えしてくれる。
   山頂にある神社にもお参り。清々しい気分。 
   さあ、6日から工房は仕事始め。体も始動したし、今年も頑張るぞ!! 

2011.01.02

   

▼ お正月

   元旦の朝、台所に向かう母の背中。家中に漂う、お正月の良い香り。 子供の頃の、小さな記憶。
   そんな日本のお正月。 美しい日本文化の一つ。
   毎年御節を作る。 もともと料理は好きだ。 好きな音楽をかけ、好きなお酒でも飲みながら出汁をとったり、
   食材の下処理をしたり、飾りの葉の準備をしたり。

   

   ぼちぼち御節の準備をするのが年末の秘かな楽しみ(笑)。
   毎年、変わりばえのない私の御節だけれど家族が食卓を笑顔で囲み、御節の云われをイロイロと言い当てながら
   お酒でも飲んで、楽しくゆっくりと食事をする。
   そんな風景が好きだ。微力な私だが、こういう形で日本の文化を大切にしていきたい。

2010.12.04

   

▼ 秋のご馳走。

   先日、収穫した鳴門金時。 水で土を落とすと、キレイな紅色。 やはり、自然の色は美しい。
   良く晴れた休日。 落ち葉掃除をしたら、お芋をアルミホイルに包み火の中に。 1時間もすればホックホクの焼き芋が。
   私は皮のおこげ付近が好き。 バター無しで、十分ご馳走!

2010.11.23

 

   ▼ Teha'amanaの桃畑

   今年は、桃の畑を新しい場所に移動する事にしました。風通しと日当たりの良い場所でここなら桃たちも喜びそう。
   稲刈りのあと、キレイに土をならす。これで準備万端。

   

   新しく若い苗木、15本。昭和白桃、白鳳など。お盆あたりまでに収穫できる品種の桃だ。こんなに細く葉も無い苗木にも、小さな芽がちらほら。
   桃、栗3年というが、成長が楽しみ。この苗木たちとともに、3年後、Teha'amanaもすくすくと成長していたいものだ。

2010.11.02

 

▼ 波乗り

   半年ぶりの波乗り。養蜂や自転車やらで忙しかった今年の夏。久々に、昔からの波乗り仲間で集まって鳥取に来た。
   台風13号のうねりに期待してショートボードも持って来たが、今日は出番がなさそうだ。
   車のキャリアにボードを積んで、まだ夜も明けきれていない早朝今日一番のポイントを目指して、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
   こんな時間に活動的なのはサーファーぐらいだろう。
   今日の僕らのポイントは船磯に決定!!サイズも小さく、風も少しあり、波の形も良くないがロングボードなら十分。    

  

   波待ちの間の他愛も無い話もまた楽しい・・・「来たでっ、セット!!!」 「オレのだー!!!」
   久しぶりに、ゆっくりと海を眺めると誰もが美しいと思う”シンプルな自然美”をあらためて感じる。
   Teha'amanaの商品はそうでありたいもの。

2010.10.16

   

▼ 冬支度。

   だんだんと、夕方の工房が寒くなってきた。冬になる前に、体の中から冬支度を・・・と、ジンジャーシロップを作る。
   Teha'amanaで作るジンジャーシロップはクローブやシナモン、レモン入り。スパイスを入れ、生姜をスライスしてコトコト煮込んだ後
   レモンを絞りシロップを取り出すだけ。
   シロップが茶色いのは、きび砂糖を使用したから。紅茶に入れてジンジャーティにしたり、炭酸で割ってジンジャーエールにしたり。
   煮出されたスライス生姜も、Teha'amanaのハチミツに浸して、ハニージンジャーに。そのまま食べたり、乾燥させてパンや焼き菓子に混ぜたり。
   生姜パワーで、この冬も、スタッフみんなで元気に頑張ります!

2010.10.05

   

▼ 栗ひろい。

   今年も栗の季節。 Teha'amanaの山にも、イガ栗がたくさん転がっています。
   栗は蜜蜂たちの重要な蜜源植物で Teha'amanaの蜂たちも、せっせとハチミツを集めています。
   栗のみで採取した蜂蜜には独特の渋みがあり、好みが分かれますがミネラル分の多い蜂蜜で、民間薬ともされていた優れもの。
   おすそ分けいただいた栗を、茹でたり炊いたり。寒くなると、ご飯はもっぱら土鍋炊き。残りの栗は、ラム酒多め、砂糖少なめの渋皮煮に。

2010.07.06

 

▼ ドクダミ

   6月頃、白い花が咲きはじめるドクダミ。 Teha'amanaの山にもたくさん咲いています。 ドクダミの漢方名は「十薬」。
   独特の臭いがあり、何か毒でも入ってるのではないか ということからドクダメ(毒溜め)・・・ドクダミと変化し、この名がついたと言われている。
   その効用から「十種の薬の能ありて十薬となす」と言われ 古来から民間薬とされていたそうだ。
   その ”十薬” ドクダミ。 煎じて飲料することにより、利尿・快便作用で体内の水分を正常化し、体内の老廃物を除去する作用があったり、
   毛細血管を強化し、神経細胞や筋肉組織を活性化する働きがある。

 

   毎年この季節、Teha'amanaではドクダミ摘みをし、たっぷり一年分のドクダミ茶を作ります。
   摘んだドクダミは、水でよく洗い汚れを落として軒先でしっかりと乾燥させて保管します。
   水1,5リットルに乾燥したどくだみを軽く一掴み。(・・・大雑把です(笑)。)火にかけて沸騰したら、とろ火で約8分で出来上がり。
   お茶というより、紅茶?ハーブティー?そんな味のドクダミ茶。工房では、夏場はキーンと冷やして ゴクゴク飲んでいます!
     

2010.04.10

 

     ▼ 玉手箱

   『 後輩の引き出物に 』 そう、作家でもある友人 長澤氏 に頼まれてお手伝いしたこの作品。
   友人の後輩である新夫婦は、お米を作っているそうだ。 若いのに素晴らしい。
   『 自分たちの作ったお米を、この陶器に入れて 引き出物として皆さんに配りたい・・・ 』 そんな想いで、この作品は出来ました。
   そこで友人がつけた名前は 『 玉手箱 』 二人の幸せがたくさん詰まっていそうで、ふ・・・っと開けたくなる そんな作品です。

2006.12.15

 

▼ 工房の改装

   工房の改装9月から始まった工房の改装がやっと完成いたしました。
   スタッフみんなでペンキを塗ったり、家具を作ったりしていた為、少しの間ご迷惑をお掛けしましたがもう100%稼動しております。
   6人掛けの大きな作業台やチェストなど作業がしやすい様に色々な家具も新調しました。
   工房は高台にあるので眺めが良い裏庭にウッドデッキを作りランチ を楽しめる空間も作りました。
   詳しくはいつの日にかUPいたします。

 

  

おじいちゃんと孫?

   アンティークSHOPで偶然見つけた箱のようなカバン。 お店の人が言うには50年は経っているらしい。
   手にとって見るとなるほど昔の職人さんはいい仕事をしている。
   ヌメ革に麻糸で丁寧に手縫いをしてあるので 50年以上経っていても 少し糸が切れているだけだ。
   

 

   「自分も作ってみたい・・・」
   そんな衝動にかられ当時の縫い方でそっくりに作ってみた。(左側がアンティーク、右がTeha'amanaによる復刻版。)
   このカバンは、今はほとんどやらない『 駒合わせ縫い 』と言う技法でコーナー部分を直角に合わせ斜めに糸を通す縫い方。
   この縫い方だと見た目も綺麗だし、無駄な縫い目の出っ張りがない為カバンの大きさ目いっぱいに荷物が 入る。

 

   このカバンを縫った職人さんのシワの入った顔を想像しながら、ひと針、 ひと針・・・。
   ゆっくりとした時間が工房に流れる。 昔の人も、こういう時間を大切に暮らしたのだろう。

 

   それにしても何に使うカバンかな・・・???

 

  

TEHA'AMANAのKEYの誕生

真蚤の市で偶然見つけたアンティークKEY。 小さな木製の小箱に 数十本入っている。
その中の1本を手のひらにのせると色んな想像が 駆け巡る。
どんな国で・・・どんな人が・・・何を開けるために・・・ これはきっと大きな柱時計のゼンマイを巻いていたのかな・・・
これは自分の大切なものを入れる小箱を開けるKEYかな・・・ 気がつくと手のひらのKEYは十本近くになっていた。

「アンティークKEYは幸運を招くよっ!」
渋染めの帽子にタオルを首にかけた 髭面の店主が近寄ってくる。 全部は買えないので泣く泣く1本づつ戻し、3本だけ選んだ。
中でも真鍮製の 手作り感いっぱいの古くさい鍵が一番のお気に入り。
その時から蚤の市に行く機会があるとKEYをちょこちょこと 集めている。モノとの出会いは日常のふとした所から生まれそれがモノ作りに繋がる。
そんな出会いから生まれたのが ”Teha'amana KEY ” です。

Copyright ©2013 Teha'amana co.ltd.All Right Reserved